観空

Scout＝動詞：偵察する事。

って事で午後に時間が開いたので軽く自宅前の自然保護区を偵察。

画像多いです。



枯木とキツツキの跡。この後ろのフィールドが今回のスカウト地点。


ちょっと新しい鹿の糞を獣道でみつけその道を少しばかり辿ると。。。


鹿の寝床を見つけました。かなり頻繁に使われている様子。夜間はこの辺りに集まるようならココへ辿る道筋に幾つかあたりをつけておけば秋の鹿シーズンにはチャンスがあるかもしれません。

かなり新鮮な足あとも見つけたのですが、今回は七面鳥狙いなので深追いはしません。それでも脳内メモはしっかり取っておきます。

２分で歩ける距離を３０分以上かけてゆっくり歩く。時々静止。音に耳を傾け、人間最大の武器「脳みそ」を働かせて「自分が七面鳥だったらどんな所が歩きやすく、どんな餌を見つけようとするだろう」と想像します。


偵察をはじめて１時間後、獣道にすらならない細い隙間をまたぐ枝に七面鳥の羽根を発見！


さてどっちでしょう。右は水場に近い方向、左は開いたフィールドへ向かいます。この時間帯なら水場よりもフィールドだと思い、左へ。


ゆっくりと時間をかけて歩くと地面を引っ掻いた跡がみつかりました。
七面鳥が餌を探す時の行為。引っかかれた跡はつい最近のようです。


ちょっと崩れていて古いけど七面鳥の足跡です。どうやらこの辺りで徘徊していた事があったらしい。

１０分程静止して音に意識を向け、ただ聴きます。

すると北側から地面を引っ掻く音が！

ゆっくりと移動開始。時間をかけて少しずつ。


見つけた！




かなり大きめの雄です。こいつの奥に更に彼のハーレムが存在。もう一羽雄がいるけどかなりのスピードで奥へ群れを誘導中。









どうやら私の動きを捉えたようで退避している所をみつけたようだ。この一番大きな雄が最後に残りしんがりを務めている。






慌てずに、しかし確実にこちらの様子を伺いながら離れていく雄。大きいだけあって経験豊富なのだろう。

とりあえず七面鳥の巡回ルートの一部を見つけた事で今回は良しとする。


新鮮な足跡も


更に新鮮な地面のひっかき跡も目撃地点からスパイラル歩きをした事で見つけ、どっちから来たのか大体の予想はつけられた。

水場方面から離れる形で移動しているらしい。

午後という事もあり、夜間のとまり木が七面鳥の進行方向にあると予想。数日後今度はターキーコールを持ちだして夕方この辺りで鳴らしてみよう。うまく行けば何処に巣を作っているのか見つかるかも。　

ハンティングへの第一歩です。