テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学-学習編
英語を読む話が続いていますが。
留学目指して勉強中!とか、英語を学ぶ目的で英語を読む人は、読みやすいものからどんどん読んでいくのがいい。 大学とかに留学して、「読んで、わかって、内容を解析する」ということをするようになると、ハリポタとか、昨日の記事のTIMEやNational Geographic読んでるだけではやっぱりどうも対応できなくなる。 学部に関係なく、いろんな分野の本を読まされるから、それぞれのスタイルとか、読み方のコツを覚えておこう(覚える、というよりは慣れだろうけど) とりあえず、その分野、って言うのを挙げてみると 小説・文学 時事文(ニュース記事とか) 論文 批判文(いわゆるCriticsというやつ) マニュアル・説明書関係 て訳で、ここでは論文について。 論文を読む理由は、簡単。大学行ってれば、自分もいつかは書かなくちゃいけないから。 スタイルとか、話の持って行きかたとか、参考書に頼るのもありだけど、やっぱり生のをいっぱい読んで自分のモノにしてしまったほうがいい。 海外(アメリカ)だったら本屋や大学の図書館に行くと、「何とかジャーナル」という、月刊や四半期ごとに出版される論文を集めたものが結構並んでいる。 日本でこの手の雑誌を手に入れるのは難しいけど、こんなサイトを発見。やっぱ、ネットはすごい。 Dictionary of Open Access Journals (http://www.doaj.org/) 7万以上の論文を、カテゴリー別に探せる。 おそらく中にはあんまりレベル(学術的な)の高くないものや、情報源のはっきりしない論文もあると思うので、自分の論文で引用する、というような使い方はどうかと思うけど、論文のスタイルを読んで勉強するには適しているのでは。 て訳で、実際に論文を「読む」練習に関するTipですが。 (1)ジャンルやレベルに関係なく、適当に読む。 ジャンルよりは、長さで選ぶ(短いのから) 細かく読もうとしない。辞書も使わない。分からなくて当然と思って、とにかく最後まで読みおわす このとき注目するのは、書いてある内容じゃなくて、文体とか、言葉遣い--フィーリングみたいなのが分かればいい。 (2)興味のある分野をピックアップ 題名をざっと見て、自分の知っている話題や、専攻に関係した物を扱った論文を、(1)よりもうちょっと詳しく読んで見る。 この時は、巷の英文読解とかで言われてるような「ざっと読んで、理解度をチェック」「キーワードを見つけて、それだけを辞書で調べる」といった作業も、やってみるといいかも。 (オンラインだと、すぐ単語調べられて便利だけど、線引けないのが難点。) (3)読んだ感想などを、書き留めておく。 分かる範囲の要点をリストアップしておいてもいいし、筆者の主張に対して、反論(こういう点が抜けてる、とか、自分だったらこの例を挙げる、とか)などを書いておいてもいい。発表する訳じゃないから、ぜんぜん的外れでも構わない。「まとめる」って作業をするだけで、読むのにもメリハリがつく。 学校外で、論文なんか読むの、結構暗いけど、一週間に一個読む、とか、地道にやってると、文章力、解析力、批判力といった面で、効果がでてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.02 18:34:04
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