カテゴリ:つぶやき
わが家で発生した交通事故だが、私に過失は全くなかったで、当然医療費は全額加害者持ちとなった。 相手が加入している自動車保険は、損害保険では良く知られた会社である。 代理店が横手市にあり、保険に関わる様々なことで、何度も足しげく私の家を訪れている。 担当者は被害者の立場をよく理解し対応が素晴らしいので、私は非常にありがたく思っている。 全身麻酔の手術だったので医療費は結構な額と思うが、直接保険会社が支払うため毎月いくら請求されているか、私には全くわからない。 ある日、保険会社の担当者から電話が入った。 こちらですべて手続きし、私には一切負担はかけないから、病院の医療費を健康保健対応にさせてほしいという内容だった。 一般的に、第三者行為である交通事故は健康保健が摘要されず自由診療だと思っていたが、それは間違いで、可能なのだという。 彼がなぜその適用を望んだのかというと、病院からの請求が予想を超える高額な金額だったからのようである。 健康保健診療は1点10円と定められている。 しかし、自由診療にはその制約がないので、医療機関はいくらでも請求できる。 1点12円から20円までの範囲が相場となっているようだ。 しかし、あまり高額だと保険会社、ひいては加入者の負担が大きくなるため、医師会と損保協会との間では1点12円と協定しているらしい。 担当者の話から想像すると、それを摘要せず、健康保健診療の5割増しほどの額で請求されたようだ。 彼の病院はその協定を知らなかったのか、あるいはそれに従わなかったのか、ともかくも担当者は驚いて保険診療への切り替えを願ってきたわけである。 私は即座にそれを承諾した。 私は市が運営する国民健康保険に加入している。 しばらく経って、市の担当課から通知が届いた。 要約すると、私の傷病が第三者行為によるものと思われるので、内容確認のため○○日まで担当者へ連絡してほしいという内容のものだった。 「なんだよ。この文書」と、私はいぶかしく思った。 内容を確かめたいなら、向こうから電話を1本入れたらすぐ済むことではないか。 それをわざわざ時間をかけ、文書に認めて通知している。 通知者が「○○課」となっているので、担当者は文書を起案をし、決裁を受けて通知したであろう。 『聞きたいことがあるのでそちらから電話をよこせ』と言っているようなものだ。 「随分仰々しい、それは主客転倒ではないか。お役所仕事の典型のようなものだ」とその時私は思った。 しかし後で、担当者はもしかしたら、「こちらに連絡なしに健康保険診療対応にしたから、連絡せよ」との通知だったと、善意に考えるようにしている。 保険会社も市とは協議せずに病院とのやり取りだけで済ませたかも知れない。 私は直接市には電話せず、すべて取り計らうといっていた保険会社の担当者に連絡を入れ、対応をお願いした。 ほどなくして市から幾つかの文書の提出を要請されたが、それらもすべて保険会社から手助けしてもらった。 その間、市の担当とは口頭での直接のやりとりは一度もない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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事故は、被害者になっても、加害者になっても、たいへんなものですね。
でも、車がなくては生活できないところに住んでいます。 いくら注意しても、相手があることですので、100%事故に合わない方法と言うのはないように思います。 でも、出来る限りの注意をはらい、運転したいという決意を改めて強くしました。 (2018/01/15 06:25:10 PM)
野の花2517さんへ
私も車がなければ生活できない地域です。 自分が注意していても、相手から突如突っ込まれたらどうしようもありませんが、常に事故を意識することは大切でしょうね。 (2018/01/16 06:43:20 PM) |
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