カテゴリ:歴史の話
大河ドラマ『平清盛』第33回「清盛、五十の宴」の感想です。
平安ファンには楽しい45分間でした。 今様、唐踊り、舞、和歌などなど、平安の風俗が満載の回でしたね (だからこそ、視聴率が心配な回でもありますが…。裏番組が24時間テレビですし)。 そして、平忠度がまさかの新勅撰和歌集でデビュー! その他、以仁王も残念なキャラでデビューするなど、 源平合戦に向けて、着々と伏線が張られ始めました。 今回は改めて平時忠はいいキャラだなー、と思いました。 時忠は武士ではなく根っからの貴族(堂上平氏)ですから、どんなキャラになるのか 前から楽しみにしていたのですが、まさかこんなにチャラい感じになるとは。 良い意味で下級貴族っぷり全開ですね。 V6がちょっと好きになりました (^。^) にしても、松殿基房、九条兼実は嫌なキャラですねえ。 実際にこんな人たちだったんだろうな、と思います(笑) 日招きの逸話や源頼政が伊豆守だったことなど、伝説や史実を上手く混ぜてきますね。 ストーリーは超絶技巧だと思います。 ――――― 第33回「清盛、五十の宴」あらすじ 1167年、太政大臣にのぼった清盛(松山ケンイチ)は五十歳になろうとしていた。 六波羅で行われた五十の宴に現れたのは、熊野で生まれ育ち、清盛にとって末の弟になる忠度(ムロツヨシ)。熊のようなその男の登場に、一門は驚く。 宴の最中に平家を面白く思わぬ摂関家の藤原基房(細川茂樹)と兼実(相島一之)が現れ、「武家は武力をふるうことはできえても、花鳥風月を解することができぬのではないか」と皮肉る。すると清盛は息子の重盛(窪田正孝)・宗盛(石黒英雄)に舞をまわせ、忠度に歌を詠ませる。さらに清盛は、新たに造営する厳島神社の海の寝殿のごとき絵図を披露し、一同の度肝を抜く。 そして自分も舞い始め、そこでみんなはある奇跡を目撃する。 ――――― 次回、白河院が復活。なんでもアリかい(笑) 死んだ主要人物がこれだけ時間を空けて、メイン扱いで復活するのは、 過去の大河でもちょっと記憶が無いかなあ……(ご存知の方はぜひ情報を)。 ※追記 視聴率は結局、9.3%でした。よく頑張ったほうではないかと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.28 10:42:26
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