フロレン・ダイアリー　　

昨日、おとといと連休だった。土曜夜は、だんじりの夜のパレード、日曜は、朝の宮入とだんじり見学に行った。自治会には入っているが、だんじりは曳かない。チッチは曳きたがっているけれど。

そして、日曜のちょうどお昼に高島屋へ。だんじりのために、通行止めが多いのだ。うちからIYに行くのは不可能だ。高島屋なら、だんじりのお昼休憩の頃なら、出かけられる。日曜の買い物の目的は、チッチとユキの「ちょっとよそ行き」の洋服。わたしが子どものころは、デパートに行くにも革靴はいて、かわいいワンピース着て「おでかけ」だったのだが、今は、普段着でどこにでも行く。普段着が、おしゃれだったりするもんね。でも、メチャよそいきじゃなくても、ちょっとよそ行きっていうのも、持っていないと困る。

まず、ユキ。七五三シーズンとあって、パリッとしたスーツもあった。黒にワインカラーのストライプのスーツに、黒のシャツ、ワインカラーのネクタイ。そんなん、大人やったら、新庄クンかミナミの帝王の「マンダハン」くらいしか着ないだろうに。丸坊主のユキに、そういうのと雰囲気が違うし、今回は「ちょっとしたよそいき」を探しているのだ。茶のコールテンジャケットをセレクト。「これには、こんな茶系のパンツもかわいいですよ」と店員さん。

続いて、チッチ。前日に軽く下見をしたときに、このお店ならチッチがどれを選んでも、良いと思ったお店に連れて行った。ポンポネットという、いまや大ブームのナルミヤブランドのひとつらしい。グレーのチェックのジャンバースカートを選んだら「これには、こういうカットソーを合わせて」「同じキャンディーシリーズで、靴下もありますよ」「あと2000円お買い上げいただくと、ノベルティグッズがもらえますよ」など、ニコニコした穏やかな顔した店員さんなのに、強烈なセールストーク炸裂なのだ。こわー。言いなりにあれもこれも買うもんか。

そして、昨日。チッチの七五三の写真の前撮りの日だ。

七五三の着物をレンタルして、写真を撮ってもらって大きな写真１枚ついて、当日お出かけの着物、着付けをセットして7350円～。～というのが危険なのだ。七五三当日のお出かけ衣装によって、値段が違うのだ。7350円の着物・・・７歳用は１枚しかなくて、ほつけているし、柄ももうひとつだった。迷いに迷って、29800円のセットにした（涙）。上は、59800円まであるんだよ。昨日、前撮りに行ったら、写真はどれを着てもらってもいいんですよ。そうなの？　出かけるだけだったら、もう少し安いのにすればよかったよ。いえいえ、写真が本番でなくて、神社でお参りすることが本来、必要な行事なのだから、いいではないかと自分に言い聞かせた。

わたしが選んだ着物と、かわいかったけれど39800円するから、諦めた水色の着物の、２枚着せて、写真を撮ってもらった。そのサンキュウパの着物、なんとポンポネットのブランド着物だったのだ。はこせこにもブランドの犬がついていたり、よくみると、着物にも犬の模様が。２枚ともなかなかよくチッチに似合っていた（←親ばか）。

それと今回は、アリサがたまたま休みだったので、家族写真も撮った。

写真を撮りおわると、すぐに写真をセレクト。デジカメって便利だね。なんと64カットもあったのだ。モデル並やんか。

その中から軽く選んで、12カット。
さて、ここからどれを捨てて、何枚買うか・・・そろばんいや電卓をはじく。そこで、こんなのもあるんですよ。と出してこられたのが、写真集。表紙には、名前までいれてくれるのだ。それを見た途端、チッチが「これがいい、絶対これがいい」。いや、待ってよ、待って。ちょっとこれ高いのよ。別料金で37000円なのだ。いやあん、それはちょっと・・・と考えていたら、夫がユキとやってきて「じゃ、それにすれば」と言った。チッチご満悦、わたし顔面蒼白だ。服は、拒否できても、この瞬間は２度とない写真は、拒否しにくいよなぁ。

子どもかわいさ商売につけこまれた２日間だった（涙）。