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テーマ:映画館で観た映画(8381)
カテゴリ:映画・VIDEO
4/29の映画1本目は、05年度のアカデミー賞外国語映画賞でオスカーを獲った、『ツォツィ』を観ました。
オスカーで紹介されるたび、あれは何て読むんだろう・・って思ってましたよ。原題はそのままですが、アルファベットで「Tsotsi」だから、スォッツィ?とかトソティ?とか。意味は“不良”だそうです。 アフリカの言葉は全然知らないので発音も難しいですね。 それはさておき、まぁオスカーを獲った、と知ってから1年以上も待たされましたね~。なんでこんなに時間がかかるんでしょうか?!やはり言語が難しいから?社会情勢の厳しい複雑な背景があるから?まぁ解りませんが、南アフリカの現状を浮き彫りにするような映画だったのでは?と思いました。 解説とストーリーはYahoo!から。 解説:アパルトヘイト後も続く南アフリカの過酷な現状と、未来への希望を見つめ、第78回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した感動作。社会の底辺で暴力に明け暮れてきた少年が、生後間もない赤ん坊と出会ったことで人間性に目覚めてゆく姿を描く。監督は、本作の成功により次回作でメジャーデビューを果たす南ア出身のギャヴィン・フッド。アパルトヘイト後もなお続く過酷な現状を描いたリアルなドラマと、主人公の少年を演じて圧倒的な存在感を見せつけた新星プレスリー・チュエニヤハエに注目。 ストーリー:南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に暮らすツォツィ(プレスリー・チュエニヤハエ)は、仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返していた。ある日、高級住宅街にやってきた彼は車を運転していた女性を撃って逃走。やがて、強奪した車の後部座席に生後間もない赤ん坊がいることに気づいたツォツィは、赤ん坊を紙袋に入れて自分の部屋に連れ帰るが…。 無垢な赤ちゃんと過ごしてると、“不良”も更正しちゃうだなんて、その前に観たジャッキー・チェンの映画、『プロジェクトBB』を思い出しちゃいました。まぁ、あの映画のような軽さはないけれど、ドヨ~ンというほど思い映画ではなく、淡々としてて肩透かし?!って訳じゃありませんがサラッと南アフリカの現実を描いていたように思いました。 そもそも、南アフリカという社会がどうなっているのか、歴史で習った「アパルトヘイト」とか、貧しいところだ、くらいの認識しかない私が語るわけにもいかないのですが、格差社会というものを、大袈裟でもなく描いていたので、これが現状なのかな、って自然に思えた、という感じです。 95分という短めの中に、生命の大切さ、南アフリカの現実、を見事に描いていたのでは、と。そのあたりが、。「戦場のアリア」や「パラダイス・ナウ」などを抑えてオスカーを獲った所以だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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