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カテゴリ:閉伊川にて
最近、めっきり暖かくなったきた。
ちょっと、渓流の様子が気になったので、思い切って早退した。 宮古から腹帯辺りまでは、春が来たなぁという感じだったが、やはり上流部は厳しい。 よく見ると、氷が張った上に雪が積もっている。 凍っては積もり、凍っては積もりを繰り返していて、層が厚くなっている。 融けると同時に割れながら流れていくようだ。 ちょうど、一個傾いているのが分かる。 水面との境をよく見ると、いろんなツララができている。 こちらは、ヘラがたくさんぶら下がった感じ。 そして、下の写真はクジラのヒゲのような感じだ。 おそらく、水流の勢いが関係しているんだろう。 ヘラのようなところは、たまに上がる飛沫をキャッチして大きくなっているようだ。 激しく白泡が当たっているところは、細く仕上がっている感じがする。 そして、こちらは、脇から流れ込んでいる支流がツララになっている。 いやぁ、こんなのを見ていると、なんとも春が遠いという感じがする。 それにしても、この雪がパッと融けたら、どんだけ水量が増えるんだろう。 でも、カワムシ君たちの羽化は、始まっているようだ。 3匹が雪の上をシャカシャカ歩いていた。 この辺りは、お昼頃に陽があたっているようだが、ムシは足が冷たくないんだろうか。 こちらは、春の定番のフキノトウ。日当たりのいいところに生えていた。 この辺りでは、バッケという。うちの庭にも出てくる。 この色具合だと、もって帰っても喜ばれないかもしれない。 たまに、中が真っ黒のがあったりして、天ぷらになっていると悲劇だ。 それ以前に、手が届かない所に生えていた。 区界を下る時に、あるポイントで雪を被った岩手山がちらっと見えた。 いつもは、夜に走っているためにまったく気が付かなかった。 そういえば、バックミラーには、真っ白な早池峰山が見えていたなぁ。 たまに、明るい時間に走ってみると、いろんな発見があって楽しい。 だって、夜に発見できるのは、死んだタヌキくらいだから… ぐっすん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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