テーマ:横浜の街から(1940)
朝夷奈の切通しは、鎌倉に7つある切通しの一つで金沢方面から鎌倉の十二所へ抜ける古道です。「朝比奈」の方が名前は売れていますが、こちらは金沢区の町名の表示です。この切通しのピークあたりに横浜と鎌倉の市境があるのですが、もしあれば境界標を見に行こうと秋晴れの日に行ってきました。
このルートを歩くのは、40数年ぶり。高校の頃に鎌倉側から歩いたきりです。環状4号に出ている案内表示に従って歩きます。 古道に入ると注連縄のある巨木が。何だろう?近くに神社があるわけでも無さそうだけど… すぐに荒れた路面の切通しの道に入ります。800年の年月がたってはいますが国指定史跡として保存されています。 入り口には江戸時代の頃の思われる庚申塔が数体。先には横浜横須賀道路が見るのでこの下をくぐります。 窮屈ですが、仕方ありませんね。核心部分だったらぶち壊しですが・・・ 両側が手掘りで掘り下げられた溝の底を歩くような感じです。凝灰質砂岩の鎌倉石です。足元が滑りやすいので注意が必要です。雨が降ると、道が川になるような感じです。 回りの植生が、広葉樹がまだ多いのでところどころ日が当たります。しかしまぁ、どれだけの年月をかけてここまで切り崩したのでしょう。何度も修正して掘り下げられたようですが。 ところどころに鎌倉で多く見られる「やぐら」が点在します。元々は墓所だったり供養塔を置いた場所だそうですが、中には防御のためのものもあるとか?これも掘り下げにより、高くて届かないような場所にあったりします。 続く ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
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最終更新日
2018.10.31 07:50:08
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