梅田で学ぶ歴史講座に参加
今日は、午前中は、梅田で学ぶ歴史講座に参加し、午後帰宅してからはそのテキスト(A4版45ページ)を読んだ。講座のタイトルは「知らなくてはならない昭和の魔性の歴史」というもので、具体的には先の大東亜戦争の経緯と終戦年の前後に焦点を絞っての講演であった。講師は銀杏生涯学習会の森岡昌利氏。45ページに上る詳細なテキストを配布の上、別に70枚のPPT資料を示しながらの熱弁であった。今日、新たに知ったのは、1.終戦が遅れた原因は、仲介を頼んでいたソ連の返事を待っていたこと。2.ソ連は5月に日ソ不可侵条約の破棄を通告して来ていたのに、1年間は条約は維持されると思っていたこと。3.ポツダム宣言の受理は、口答で伝えるだけでは効力はなく、正式に批准しなければならないのに担当役人がそれを知らなかったこと。4.ソ連の参戦は、米:ルーズベルトと英:チャーチルがソ:スターリンに勧めたこと。5.敗戦後の日本は、北海道と奥羽をソ連、関東と中部、関西をアメリカ、四国を中国、中国と九州をイギリスの割譲する案が出ていたこと。などである。また、講師の森岡氏は、もし日本が勝っていたら、その後75年間、戦争のない時代を過ごすことができたかどうかも、考えて欲しいと言われていた。写真は、PTTの図より。