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2004年04月01日
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日記に何を書こうかとテーマを探していたら、「理想の死の迎え方」というのがあったので、私の死の理想を書いておくことにした。
一言で言えば「苦しまないで死にたい」。これに尽きる。

親戚の男性は、重症の潰瘍性大腸炎を患い、苦しみぬいて死んでいった。
この病気は難病指定されており、根本的な治療法はない(はずだ)。少なくても、十年前は対症療法しかなかった。
何と、一年半も口から食事をすることができずに、点滴だけで生きた。
スープでもいいから、味のあるものを口から飲み込みたいと言っていた。
家族も知人も、「治ったら好きなだけ食べられるんだから・・」と励まし続けたが、とうとうその日は来なかった。
「死んでもいいからラーメンが食べたい」と言ったというのに、まだ50代だったこともあり、本人も家族も本気で「死んでもいい」とは思えなかった。
少なくても、あのような死は嫌だと思う。
どんな病気でも運命だから仕方がないけれど、私は苦痛が続くのだけは勘弁して欲しいとずっと思ってきた。
もう子育ても終わったし、若い頃からやりたいと思っていたことはほとんど手をつけたから、思い残すことはあまりない。
私はドナーカードを持っているが、それは「脳死では臓器提供をしません」という意思表示であり、ついでに必要以上の延命もいらないと書いてある。
(心臓が止まったら、好きなように切り刻んでいただいて結構。私は、心臓が動いているのに死んでいるとは思えないもので・・)
そうだ、「苦痛だけは取り除いて欲しい」と書いておこうかな。(もう、書き込むスペースはないかも・・)

私の祖母は101歳で死んだので、まったく苦しそうではなかった。
昼食後に入浴し、ベッドに戻ってから呼吸が荒くなり、病院からの知らせで三十分後にかけつけた私を待っていたかのように目を落とした。
眠るように・・という形容がピッタリで、もしも在宅だったらいつ死んだかわからなかっただろう。
そういえば、実家の近所のおじいさんの死も、男性には理想的だろう。
多分90歳くらいだったと思うが、毎晩少しだけ晩酌をする人だったらしいが、その夜も食事とともに好きなお酒を少しだけ飲んで、「あー、うまかった。ごちそうさん」と言い、いつものように居間でゴロリと横になりうたたねを始めたという。
その後お嫁さんが台所の片づけを終えて、「おじいさん、部屋で寝ましょう」と声をかけたときには、すでにこの世の人ではなかったという。
それを聞いたのは私がまだ中学生の頃だったけれど、私もそんな死に方ならばいつでもいいな・・と思ったものだった。
それ以来ずっと、そんな楽な死に方をしたいと思ってきたような気がする。
苦しまずに死ねるのなら場所は選ばない。
絶対に嫌な死に方は、病院のベッドの上でチューブを何本も身体に突き刺されて、なおかつ苦しんで死んでいくことである。
もう一つ追加すると、殺されるのはもっと嫌だ。





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最終更新日  2004年04月01日 16時56分04秒
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