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テーマ:ニュース(99447)
カテゴリ:戦争・紛争・平和、原発、災害
昨夜は、9時過ぎに「3人が解放」のニュースが入ってから、テレビに釘付けになっていた。
それらの感想についてはひとまず置いておいて、 まずはイスラム聖職者協会のクバイシ師など、今回のことで尽力してくださった人たちに心から感謝をしたい。 テレビでクバイシ師に笑顔で声をかけられて涙ぐむ高遠さんの姿に、滅多に涙が流れないクールな私も気がついたら涙を流していた。 高遠さんがどのような気持ちで涙を流したのかはわからないけれど、私の涙は、クバイシ師の人間的な大きさを感じてのものだったと思う。 さすが聖職者協会のリーダーだと感じたのだ。 彼は少数派であるスンニ派のリーダーであるが、多数派のシーア派との連携を呼びかけているようだ。 イラクの人たちにとっては、アメリカを中心とするイラクでの軍事行動は、とても納得できるものではないだろう。 人々にとっての心の拠りどころとも言えるモスクを攻撃するなどは、 私などですら「それをテロと言わずに何と言うのだ!?」と思うのだから、 イラク人にとっては宗派の違いを超えて許せないことになるだろうし、それに対しての抵抗運動は当然のなりゆきだと、私のような素人でも思う。 (蛇足だが、人質をとって何かを要求することを正当化しているわけではない。誤解されると困るので、念のため・・) そのような中で、アメリカに加担している日本と民間人とをキッチリ分けて考え、人質の解放を呼びかけ続けてくれた聖職者協会と、 それを支援してくれたイラクの人たちに「ありがとう」を何万遍も言いたい気持ちだ。 武装グループが、自衛隊の撤退要求声明を三人に託したこと、 そしてクバイシ師が「ファルージャの状況を日本に伝えて欲しい」と言ったことは、当然のことである。 まだ二人の日本人の行方が気にかかるが、こちらも無事に解放されたなら、本気で日本政府も「冷静に日本のあるべき姿」を考えて欲しいと願う。 今回のことで、「自己責任」ということが随分言われていた。 そのことの重さをどのくらい自覚して、三人やその家族を批判していたのだろう。 批判している人の自己責任とは何なのだろう。 他人に自己責任を説くならば、自分の責任のあり方も同時に深く考えて欲しいものだ。 (特に、責任ある立場の人には強く言いたい) 今回のことで、私達は多くのことを考え学んだはずだ。 一人の行動は、一人の命は、決してその人だけのものではないと言う事を・・。 人間は意識するか否かに関わらず、みんな繋がりあって生きている。 私は、人間の一番大切な仕事は「あの世からお迎えが来るまで生き続けること」だと考えている。 だから、どんなに思想信条が違おうとも、他の人の命を軽んじてはならないと思っている。 人の命が徹底的に軽んじられるのが戦争だ。 だから、戦争を正当化する人は、実は自分の命も軽く見ているのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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イラクでの反米勢力に対しては、日本のマスコミでは「テロリスト」と呼んでいますが、このイメージは、凶悪な犯罪者というものがあります。これは全く不公平な扱い方だと僕は感じます。
凶悪な犯罪者というのは、犯罪者本人に原因があって、揺るすべからざる行為に及ぶ人間たちです。今反米活動をしているイラクの人たちは、元々がそのような資質を持って犯罪的な行為をしている人たちでしょうか。 彼らがそのような行動(民間人の誘拐)を取るのは、イラクの戦争状態があるからだとは全く考えられないのでしょうか。戦争状態がなくても誘拐などの犯罪が行われるとしたら、それは無条件に非難されるべきですが、戦争状態がそれをもたらしているのなら、彼らを非難すると同時に、戦争状態についても言及しなければ不公平です。 彼らの行為も残酷な犯罪であることは確かでしょうが、それ以上の犯罪的行為を働いているアメリカに対して何も言わないというのは、果たして正しい選択をしているのだろうかと僕は思います。このような姿勢を見せる国というもので、子供たちに正しい道徳が伝えられるはずがないと僕は思います。 (2004年04月16日 10時12分57秒)
秀0430さん、ありがとうございます。
書かれていること、全面的に共感しています。 もちろん、イラクの人たちの中にも「テロリスト」と言える人もいるかもしれませんが、それは日どの国においても同様でしょう。 >それ以上の犯罪的行為を働いているアメリカに対して何も言わないというのは、果たして正しい選択をしているのだろうかと僕は思います。このような姿勢を見せる国というもので、子供たちに正しい道徳が伝えられるはずがないと僕は思います。 本当にそう思います。 私がもしも子どもだったら、現在の状況については理解できずに混乱することでしょう。(大人の私でも理解に苦しむ・・) 混乱して大人に説明を求めてもスッキリした回答が得られなければ、もう考えるのをやめるか、自分も大人と同様に「身勝手かつ強いものに隷従し、弱いものをいじめ」ていいのだと思うことでしょう。 そんな大人ばかりではない、苦しみながらもまっとうな生き方をしようとする姿を見せるしかない。 三人の家族が政府に任せることなく、自分達で考えうる限りのことを家族のために行ったように。 (2004年04月16日 13時00分00秒)
HP訪問有難うございます。
そのような中で、アメリカに加担している日本と民間人とをキッチリ分けて考え、人質の解放を呼びかけ続けてくれた聖職者協会と、それを支援してくれたイラクの人たちに「ありがとう」を何万遍も言いたい気持ちだ。 武装グループが、自衛隊の撤退要求声明を三人に託したこと、そしてクバイシ師が「ファルージャの状況を日本に伝えて欲しい」と言ったことは、当然のことである。 まだ二人の日本人の行方が気にかかるが、こちらも無事に解放されたなら、本気で日本政府も「冷静に日本のあるべき姿」を考えて欲しいと願う。 今回のことで、「自己責任」ということが随分言われていた。そのことの重さをどのくらい自覚して、三人やその家族を批判していたのだろう。 人々の善意だけで、イスラム聖職者協会が動くだろうか???。日本政府の威信をかけて、逢沢副大臣がヨルダンで陣頭指揮して各所にお願いしたから、一日に自国の兵隊に60人の死者を出しながら、米国はファル-ジャの停戦時間を延長したために3人の人質移動が可能になって人質解放につながったのです。NGOもイスラム聖職者協会も人質解放に何の影響をも及ぼしていないのです。三人の心無い暴挙のために、日本国民は多大な貸しを米国民につくったのです。官房機密費など、公にはならないものです。それなのに、三人の心無い家族たちは、ドバイまでの渡航費用を国費で行くように主張しているらしい。何時までも暴挙を続けたら目が覚めるのでしようか?その費用を日本国民が負担するのですよ。 (2004年04月16日 17時24分58秒)
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