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昨日の日記は、新聞の転載を二つしたのだけど、それがこのような数字に繋がるなんて、ビックリと嬉しさといささかのガッカリ・・。
つまり、私自身の言葉の説得力のなさが証明されたような気が・・。 まあ、それは自分でも自覚しているので、今更ガッカリすることでもないのだけれど。 日記リンクしている「秀0430」で紹介されている「松沢呉一●黒子の部屋687」(msk222さんも日記で紹介している)で書かれていることは、今回のことについて私がずっと感じてきた釈然としない不快感を、実にわかりやすく説明している。 まずは、それを読んでいただきたい。それでもまだ拉致された人たちやその家族をバッシングする人たちは、ご自分が思っているよりもずっと理解力がなく、かつ非論理的だということに、少しは気付いて欲しい。 そして私も、なかなか説得力のある文章が書けないということに情けない思いをしている。 それでも、こうやって毎日ここに日記を書き、「論理的な文章」の数々に触れ、自分とは異なる論理を垣間見て自分の考えを検証することで、少しずつでも説得的に言葉を使いこなせるようになりたいと願っている。 そしてまた、今回の様々な意見を読んでいて痛感していることは、少なくても誰かを個人攻撃するような言葉は使いたくないということだ。 「言葉は凶器になる」と東京犬さんが書いているが、全くその通りである。 イラクで拉致されて解放された3人が深く傷ついているのは、多分日本の人たちの心無い言葉の数々ではないか。 PTSDになるとしたら拉致されたことそのものよりも、日本政府や顔の見えない人たちの誹謗中傷による心の傷のような気がしてならない。 そしてまた、必死で家族の命を救いたいと頭を下げ続けた家族の人たちは、もろに批判を受け続けていたのだから、そのことによる疲れや心の傷も心配だ。 実は、私がリンクしている別サイトの掲示板にも、昨夜心ない書き込みがあった。 高遠さんの実家のある「千歳の住民」という名前で、彼らのこととからめて、不登校や引きこもりの人たちに対する誹謗中傷であった。 間もなく管理人によってその記事は削除されたけれど、きっとあの人はあちこちのサイトに、手当たり次第に今回の被害者へのバッシングを書き込んでいるのだろう。 とても心寒い気がしている。 気になっているのだが、「自作自演論」はどうなったのだろうか。 そのような無責任な憶測情報を流し続けた人の責任は問われないのだろうか。 もう一つ書いておきたい。 とにかく5人は無事に帰国した。しかし、まだ多くの日本人がイラクに仕事で残っている。 自衛隊員の皆さん達だ。 この人たちもまた、使命感と派遣希望を出したという自己責任でイラクに赴いた。 彼らがもし捉えられたなら、あの5人のように「武器を持っていない民間人」ということで解放されることはないだろう。 イスラム聖職者協会だって、その場合には解放のための尽力など望むべくもない。 スペインは撤退を決めた。日本も即時撤退せよ、とまでは私は言えない。 私は、同じ道民であり市民である自衛隊の人たちが、一日も早く無事で帰ってきて欲しいだけだ。 そしてまた、その手に持つ武器をイラクの人たちに向けて、間違ってでも罪のない一般の人たちを傷つけることがないようにと祈るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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