日記リンクをしているシャルドネさんの
26日の日記「『毒入り危険』って言える? 」 に、
「薬害を防いだ研究労働者~この薬は誰にものまされへん」大鵬薬品工業生体防御研究所主任研究員:北野静雄さん のインタビュー記事がリンクされている。
北野さんのことについてはシャルドネさんの日記をご覧いただきたいが、その中に「マイルーラ」という膣用避妊薬のことについての顛末が述べられている。
催奇性、発がん性があることを知りながら、知らんぷりをして販売を続けた会社に対して、その会社の研究者である北野さんたちが果敢に戦いを挑み、販売中止にまでしたということである。
しかし、このマイルーラは、危険性を知りながら18年も販売されていたとのことで、その間、どれだけの女性がこれを使用し、副作用もあったのかもしれないと思うと、本当にゾッとする。
妊娠、出産は、女性にとってはとても重大な問題である。
妊娠の責任は男女平等にあると思うが、現実的にはその責任を身体で引き受けるのは女性である。
その分だけ、男性は無責任になりやすい。
男性にもっと理解してもらって協力を求めるためにも、このような薬のことについては、私達はもっともっと真剣に考えなくてはならないのだろう。