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2005年06月06日
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カテゴリ:ボランティア
街頭募金で詐欺をしていたというニュースがあった。
寄付金や募金を騙った詐欺は結構古くからある話しで、
特に「戸別訪問募金」には怪しいものが多い。
そのようなけしからぬ人が多いため、
募金活動一般の信頼度も低いと思っている。
しかし、当然ではあるが、
この募金や寄付金を主たる財源として活動しているNPOやボランティア団体も多い。
世の中は公的な仕事だけで成り立っているわけではなく、
一般市民の支え合いによって、血が通い心の通う人間社会になってゆく。
そのような活動の多くは、人々の募金や寄付金によって支えられているのだ。
人間の「手弁当」の活動には限界がある。
継続的で信頼度の高い活動をするためには、何らかの財源が必要であり、
そのために公的機関の補助金制度がないわけではないが、
民間団体にとって活用しやすい助成金制度は少ないうえに、
最近の「補助金カット」の流れの中で、
一番しわ寄せが行きやすいのが「助成金」だ。
民間団体は自助努力を迫られ、
やむを得ず「活動資金獲得のための事業」や、「寄付金」を募ることになる。
それが嵩じてくると、資金獲得のための活動に振り回されて、
「本末転倒」になってしまうことだってある。
それでも、その活動を必要としている状況があったなら、
「財源がないので、やーめた」と言うわけにもいかず、
ボランティア団体のメンバーは苦悩することが多い。
だから、人の善意を逆手に取った詐欺は、二重にも三重にも罪深い。

私自身、寄付金や補助金を財源とする民間福祉団体で働いていたこともある。
寄付金集めの苦労は、身に沁みて知っているつもりだ。
一円たりとも不明金を出さないことが、寄付金の信頼性を確保することだから、
募金活動期間は神経が磨り減る思いをしていた。
何せ、当時は「硬貨計算機」がなかったから、
小銭を手作業で集計していたのだ。
毎日、集計金額と銀行に届けた金額がピッタリすることを、
八百万の神々に祈り続けたものだ。
その次には、集めた寄付金の配分の仕事がある。
これは、ボランティア団体からの申請を受け付けて配分する仕事だ。
申請書類をチェックして配分決定会議にかけるというような一連の仕事だが、
結構細々と面倒なことも多かった。

寄付金集めと配分だけではなく、
行政に対しての「補助金申請」や「報告事務」をしたこともある。
これもまた、神経の使う仕事だった。
補助金を出す方は、常に申請する方より権力を握っている。
頭に来る事だってたくさんあったけれど、ケンカするわけにもいかない。
その仕事を辞めた時には、本当に心が晴れやかになったものだ。

さて、現在も多少のボランティア活動をしている私は、
当然「自主財源確保」のための活動をすることもある。
しかし、募金(カンパ要請)活動は極力したくないと思っている。
また、各種助成金制度の活用も、本音ではあまりしたくない。
というのは、どうしても「助成金の目的」にあわせて
事業計画をしなくてはならないからだ。
こちらの目的と補助金制度の目的がピッタリ合致していることって、
そんなに多くはないのだ。

しかし、どうしても補助金の助けを借りなければ実施できないこともある。
そんな時は、覚悟を決めてその作業をする。
実は今も、ある行事のために助成申請をしているところだ。
一度目の申請でクレームがつき、もう一度書き直した。
公的なお金からの助成金なので、しっかり審査するのは当然なのだが、
どうも審査のピントがずれているのではないかと感じた。
審査委員は市民の代表なのだけれど、
行政から委嘱状を貰った瞬間に、どうも行政寄りの視点になるのではないか。
本来審査すべきなのは、その事業の目的と計画の妥当性であろう。
さらに今回のことで感じているのは、
書類だけの審査の限界である。
私の申請書の書き方の甘さは反省しているのだが、
事務局に説明したはずのことが、どうも通じていなかったようだ。
書類だけではなく、申請団体が審査委員会で直接説明できる機会があれば、
今回のようにお互いに二重手間になることはなかったのではないか。
そしてまた、行政職員にも審査委員の多くにも、
自らボランティア活動の経験があり、
活動費確保に苦労した体験のある人は少ない。
ボランティアを騙って詐欺をするような人も、
本当のボランティアではないことは言うまでもない。
しかし最近は、福祉団体の職員が時々寄付金の使い込みなんかもしてしまうから、
苦労を知っている人が悪いことをしないとも限らず、本当に頭を抱えてしまう。

ともあれ、今は再審査待ちの状態である。
何とかあまり削減されずに助成金がほしいけれど、どうなることやら。





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最終更新日  2005年06月06日 15時36分13秒
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