昨夜の
「アンテナ22 伎俳優って素敵!」を見た。
中村勘三郎(父) 勘太郎(長男) 七之助(次男) 、うーん、本当に素敵だ。
今年の勘三郎襲名披露と、その直前の七之助の事件で、
この家族にとって今年は
「天国と地獄」のような忘れられない年になるのではないか。
しかしこの番組を見て、
この家族は、見事にそれを乗り切ったと感じ、とても嬉しかった。
幼い頃からの厳しい稽古に培われた力は、
単に芸の力量だけではなく、人間としての器も作っているのかもしれない。
やはり大きな人間になるためには、
その時々の能力に応じた厳しさが大切なのだと教えられる気がした。
歌舞伎役者としても、父親としても、勘三郎は超一級。
この二人の若き後継者が、どのように大きくなってゆくのか本当に楽しみ。
勘太郎の「雨乞狐」、見たいなあ。
勘三郎襲名興行見たかったなあ。
「三人連獅子」絶対に見たい!!
それにしても、歌舞伎は世界に誇る舞台芸術だと強く誇りに思う。
その伝統芸術を、若い歌舞伎役者たちが真摯な精進で継承していることを、
心からありがたく思うばかり。