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カテゴリ:ボランティア
10時から15時までは、世話人をしている自助グループの例会。
私にとっては、過去と現在、そして近未来のことに思い巡らせながら、 それぞれの人の気持ちに思いを寄せ、 自分の言葉が刃にならなず、何とか応援メッセージとなるように、 しかしごまかしや過度なおだてにはならないようにと、 心と頭を「勝手に」使い続けた時間だった。 私はカウンセラーではない。 相談員でもない。 それでも、その会の「世話人」としてどのような役回りをするのが最善なのか、 そして「参加者の一人」である立場も、どのように明らかにしてゆけばよいのか、 誰に頼まれているわけでもないが、勝手に必死に思いを巡らせる場なのである。 勝手にやむを得ずやっていることであるから、 そこで生じる私自身の心の痛みや迷いや不安は、 すべて「自己責任」の範疇だ。 スッキリしているから気楽だとも言えるが、その分だけ肩の荷が重いときもある。 それが終わってからは、行政から委嘱される「○○協議会」に走る。 こちらは、行政から頼まれたものであるから、 事務局は行政にある。 例会で心と頭が疲れていたせいか、 事務局側のミスや怠慢にちょっと頭にくる。 私は、ボランティアで汗水流している人のミスには鷹揚だが、 給料を貰って仕事をしている人には厳しいのだ。 「あんた達は、それが仕事でしょ!!」と叫びたくなってしまった。 忙しかったなんて言い訳するな。 やる気が無かっただけでしょ。 協議会の委員は、行政の提案に対して 「ハイハイ、ごもっともです。それでお願いします」 とお墨付きを与えるのが仕事だと思っているからでしょ。 どっこい、私はそのように考えるタイプではない。 しかし、初めての顔合わせ、初めての会議で、 そこまではっきり言える勇気が私にないことも事実。 やんわりと、しかし相手や参加者にわかるように 自分の考えを言うことに、またまた頭と心を使ってしまった。 しかし、内心では不満や怒りが渦巻いているので、 きっと私の言葉はきつかっただろうと思う。 でもね、それをキチンと受け止めるのも、 税金による給料を貰って働いている人達の仕事ですから、 私はちっとも悪いとは思っていない。 でも、一応は、会議終了後に 「ちょっとキツイいい方になってしまって、申し訳ありません」と、 頭は下げておいたけど・・。 疲れた一日だった。(27日/記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月27日 09時00分54秒
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