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2006年06月02日
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今日は、本来なら家にいなかったはずなのだが、
このところの雨のおかげで在宅の一日となりそう。
そこで、昨日から心の中でモヤモヤしていたことを書くことにしよう。

昨日の「おしゃぶり訴訟」に関する日記で、
私が「常識的にも・・」と書いたことに対して、
ポンボさんの「常識って結構国や時代で変わると思う」とのコメントを読み、ハッとした。
そうだった。私は「常識」について懐疑的な方だったはずなのに、
こんなに安易に「常識」という単語を使ったという反省と、
確かに常識は変化しているという実感である。

そう思ったのは、やはり昨日の日記で書いた
「『いじめ病』は、日本人の生活全てに蔓延している」という実感とつながっている。
まず、イジメの定義として、
イジメは「強いものから弱いものに対して行われる行為」であることを確認しておこう。

かつての日本には、「いじめは恥ずべきこと」という常識的な感覚があったように思う。
だからと言ってイジメがなかったわけではないだろうが、
いじめていた事がばれたら、それは恥ずべき者として糾弾されたはずだ。
しかし今では、弱いものに対しての差別的な行為や非難が、
かなり大っぴらになされている。
それどころか、国をあげての「弱者切捨て」という
弱い者いじめがなされているように感じることが多い。
かつて、イラクで日本人が人質になった時、
命の危険にさらされている人質やその家族の心情に思いをいたすことなく、
「自己責任だ!!」とバッシングした多くの日本人は、
みんな「弱い者イジメ」をしているように私には思えた。
あの時の冷たい小泉首相の言葉と表情を、
私は忘れることができない。
多くの国民は、そんな小泉首相を熱狂的に思えるほど支持していた。

誰にでも自己保身の欲求はあるし、
保身や欲のために弱い者いじめをしたくなる気持ちも理解はできる。
しかし、それをやってしまうことは「恥ずべきことだ」という常識が、
かつてはもう少し強かったのではないか。
つまり、『恥の文化』とかつては言われた日本だけれど、
今は「恥の常識」が、随分変わってしまったのだということを感じている。

恥のハードルが低くなった日本人に、
形だけの「愛国心」を強制するとどうなるか。
「本音と建前」の使い分けはもともと上手な民族ではあったが、
そこに「恥」というブレーキがあったから、
少なくても本音を建前に近づけようとしていたのではないか。
ブレーキがなくなってしまっては、
建前(理想)がただのお飾りで構わないとなるのは、目に見えている。
形だけちゃんとしていれば、それで良いことになってしまう。

そのうちに、「イジメは恥ずべきことだ」という感覚も失い、
強いものは弱い者を遠慮なくいじめ、
善悪は「ばれるかばれないか」だけで判断することになる。
いじめられる側に回ってしまった人間は、
ひたすら耐えるか、耐え切れずに壊れるか死んでしまうしかないのだろうか。

だが、一方で私は信じたい。
人間はそれほど愚かではないし、人の心の奥底には、
『真善美』を求める心が必ずあるはずだと思っている。
それが、社会の常識の歪みや変化で、芽を出せずにいるだけなのだと思いたい。

「いじめ病」は今の日本に蔓延しているとは思うが、
もしもこれが「イジメウィルス」によるものだとしたら、
それへの処方箋もあるはずだ。
それは、自分の中に「イジメウィルス」があるということを認め、
それが発現しないように注意をすることしかないと思う。





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最終更新日  2006年06月02日 10時29分29秒
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