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2006年10月19日
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カテゴリ:読書
本当は「読書関連」のテーマで書くことなのだろうが、
障害を持つ子を育てるのに奮闘中のお母さん達にもご紹介したいと思って・・。

10月11日に書いた《「僕の歩く道」を見て》に書いているが、
あのドラマで「切り絵画家・上田豊治さん」を思い出し、
ネット検索しているうちに、母親の幸子さんの『こんにちは、上田豊治です。』を知った。
早速、近所の本屋さんに注文していたのだが、昨日それが届いた。

先日の日記にも書いたように、私はこのお二人に会っている。
だから、その本に書かれていることが、幸子さんや豊治さんの表情や声と重なり、
一つ一つが心に染みた。
豊治さんは、お母さんとの二人三脚と、出会った人たちとの関わり合いをすべて力にしながら、
「切り絵作家」としての才能を開花させた。
しかし、この本に書かれている幼い頃からの悪戦苦闘は、
すべての自閉症(今は、自閉症という大雑把な言い方はしないかもしれないが)傾向の子どもを育てる母親が、
程度の差こそあれ体験することではないかと思う。
それに加えて、多分当時は、「親の育て方が云々」という考え方が専門家にもあり、
今以上に世間の目の厳しさと対峙しながらの子育てであったと思う。

自閉症と言っても人それぞれ。
その個性や得意分野も人それぞれだ。
それでも、このお母さんが最後の方でお書きになっていることは、
障害を持つ持たないに関わらず、子育ての普遍的な真理を語っていると思う。

「豊くんは、いいわね! できることがあって、有名になって、もう自閉症は治ったのじゃないの」と、よく言われます。
「自閉症だからできるのよ」、私は心の中で言います。

自閉症は治りません。小さい頃、できないことを無理やりやらせようとして、何度も失敗しました。それより、「一つでもその子のできることを見つけて、できないことが見えなくなる生き方」のほうが、その子も私も楽しく生きられる、と思いました。
几帳面でこだわる豊治の性格が、良い方向に向いたとき、「切り絵」となって生かされた時、それは個性として花開いたのではないでしょうか。

豊治の自立には、まだまだ課題は山ほどあります。放っておいてはやりませんし、できません。でも、考え方を変えることで幸せになることを、豊治が教えてくれました。夢に向かって二人三脚の道は、まだまだ続きそうです。(P247)


巻頭の、幸子さんの言葉もグッとくる。

豊くんへ

私の人生を 私が計画してたより
とっても狂わせてくれて
ありがとう
二度と歩きたくないけれど
くりかえしたくないけれど
二人でしっかり 歩いてこれたね
あなたがいなければ
私はこんなに立派な人生を
歩けなかったわ
豊くん お母さんを支えてくれて
ありがとう
そして これからも
どうぞよろしくね






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最終更新日  2006年10月19日 10時09分41秒
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