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2007年02月01日
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カテゴリ:読書
図書館の「新着図書コーナー」で見つけた本。
「教室の悪魔 ~見えない「いじめ」を解決するために」

著者の山脇由貴子さんは、東京都児童相談センターの心理司。
著者が仕事で接してきた、イジメ被害者の子ども達の体験を再構成した事例によって、
現代のいじめの構造や実態が明らかにされている。

138ページで、文章も文字も読みやすいし、
内容に引き込まれてアッという間に読める本であるが、
読みながら心がどんどん重くなってくる。

近年イジメの問題がクローズアップされているし、
私は比較的これらの問題に関心を抱き、多少は見聞きしたり関わったりもしていると思う。
しかし、この本を読んで、「まだまだ認識が甘かった」と痛感した。

著者は、「はじめに」で次のように書いている。

 日常的に子どもと接し、相談を受ける身として、いじめの報道に触れるたびに思うことは、大人が知っている「いじめ」と子ども達のいじめの現実との、あまりにも大きなギャップである。これだけ報道されていても、いじめの本質はほとんど伝わっていない。いじめによって子どもが自殺するのは、その子どもが弱いからではなく、現代のいじめがそれほど残酷だからである。「いじめられる側にも原因があるのでは」という言葉も、現実を知れば出てこないだろう。今のいじめは、子どもの生存をかけた適応、すなわち感覚の鈍化のうえに成り立った異常事態であり、「教室の悪魔」とでも呼ぶしかない力がクラス中に猛威を振るう「地獄」である。大げさだと思われる方は、第二章の事例をいくつか読んでみていただきたい。(中略)
 今の子どものいじめのパタンを見ていると、大人社会をモデルにしているとしか思えないものがたくさんある。子ども達は、あらゆるメディアや通信ツールを使って、大人達の負の側面を驚くべき速さで吸収し、濃縮し、持ち前の柔軟さで残酷な「いじめ」の手段を開発し続けている。


この本は、我が子がいじめにあっている時に、
いち早く気付きどのように解決したらよいかということを伝えたいと書かれたものだ。
第二章の事例を読んでいると絶望的な気持ちになるが、
大人が絶望していては子ども達は救われようもない。
第四章の「いじめ」を解決するための実践ルールは、
親だけでなく子どもに関わる人たちみんなが心に刻んでおきたいと思った。
この本に書かれている内容は、「教育再生会議」の提言とは違い、
私にはとても納得のゆくものであった。





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最終更新日  2007年02月01日 17時03分53秒
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