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テーマ:旅のあれこれ(10256)
カテゴリ:旅行、おでかけ
13日~15日の三日間、父のお伴で山口県、広島県を巡るツアーに参加した。
父が元気な頃から参加しているグループの、恒例の小旅行である。 父はこのツアーに参加することをとても楽しみにしているので、 今回もお仲間と一緒に、無事に楽しい三日間の旅を終えたことを本当に喜んでいる。 私も、足腰が不自由になった母に代わって父のお供をするようになって、もう五年目になる。 だから、もう顔なじみの人も増えてきているので、 父のヘルパーであることをつい忘れそうになるほど、参加者の皆さんと楽しく過ごすこともできた。 詳しく書く時間も無いので、記録としてざっと書きおいておく。 《13日(金)》 千歳空港集合7時10分。(早すぎる・・) 羽田で乗り換えて山口宇部空港到着は12時過ぎ。 昼食後、「秋吉台」→「秋芳洞」を見学し、萩市へ。 足腰は丈夫なのだが、暗いところではあまりよく目が見えない父は、 秋芳洞は足元がよく見えず、この時ばかりは私もヘルパーの役割を果たすことができた。 萩では「城下町散策」→「松下村塾、松蔭神社」を見学の後、宿泊地の「萩本陣」へ。 会食が終わらないうちに、私はかねてからの知り合いである 切り絵作家の上田豊治さんのアトリエ「とよの庵(いおり)」へ。 時間にゆとりがあったらツアーの参加者の人たちも誘い合わせて行くつもりだったのだが、 事情があってホテルに着くのも遅くなり、父も皆さんもお疲れのようだったので、 私一人で行くことにしたのだ。 しかし、行ってみて素晴らしい作品の数々を間近で見て、 一緒に行けなかったことが本当に残念。 でも、上田さんのお母さんや豊治さんとお会いでき、 短い時間ではあったが近況話なども交わすことができて、本当に良かった。 今回の旅の私の密かな一番の目的は、上田さんに再会することだったのだから。 また、北海道でもぜひ個展を開催することができたらいいのに・・。 《14日(土)》 8時にホテルを出発し、津和野へ。 津和野でのメインは、「森鴎外記念館」の見学。 色々興味深かったのだけど、彼の手紙が秀逸。 展示物で彼の人生の足跡をたどりながら、 「公人」としても「私人」としても、葛藤の多い人生であったであろうと実感した。 記念館に行った人は、ぜひ彼の手紙類をじっくりと読むことをお勧めします。 その後、鴎外の旧宅や和紙工房見学と殿町の散策。 いずれもガイド役は、それぞれの御土産物店の店員さん。 なかなかの名ガイドぶりでした。 ここでビックリしたのが、「わさびソフトクリーム」。 ワサビ味でツンと辛いソフトクリーム、想像できますか? 最初は「エーッ、不味いんじゃないの?」と思ったけれど、これが以外にも美味。 ワサビが苦手な人はダメでしょうが、私は美味しかった! 津和野に行った時には、ぜひご賞味ください。 その後は、「岩国錦帯橋」→「安芸の宮島」。 とても天気が良く、なごり桜も見ることができて大満足でした。 その後、広島市内のホテルへ。 夕食は各自でだったので、父と私の共通の知人と一緒に近くの創作和食居酒屋ヘ。 父にとっても私にとっても、楽しい時間を過ごすことができて良かった良かった。 この日も朝早くから結構歩いたりしたので、父も疲れたのか 私が浴室の準備をしているうちにもう寝入ってしまっていた。 《15日(日)》この日は、広島市内見学。 「広島平和記念資料館」→ボランティアガイドさんと平和記念公園散策。 広島県立美術館→縮景園→昼食→広島市植物公園。 広島の平和資料記念館は私は三度目なのだが、 新館もできて展示物も以前とはずいぶん雰囲気が変わっていた。 私としては、あまりにもきれいに整理されていて、 原爆の悲惨さ・非人道的な色合いが薄まった感じがした。 時間が少し短くて、じっくりと資料を見る(読む)ことができず少し残念。 午後からの植物公園は、父も疲れていたので全部を見ることはできなかったのだが、 ベゴニア館で見たベゴニアの数々には驚いた。 その後広島空港に移動し、羽田経由で千歳空港に戻ってきたのだが、 宇部空港といい、広島空港といい、どうして直行便がないのだ! 父を送り届けて帰宅したのは午後十一時。疲れました。 それでも、父の体調が悪くなりもせず、 無事に旅行を終えることができてメデタシメデタシです。 (16日/記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月16日 09時59分45秒
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