sowonさんのブログで見つけた情報。
日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測 (2011年4月4日14時30分 読売新聞)
原発事故発生当初は、いたずらに人々(特に被災地の人たち)の不安をあおることになってはいけないと、
政府や原子力保安院等の関係者や、テレビの解説者の発表や解説にも納得していたのだが、
今でも同じようなスタンスの発表を聞いていると首を傾げたくなっているのが本音。
その中でも、どうして海流や風の流れなどでの
放射性物質の拡散方向などの情報が出ないのかと疑問に思っていた。
正直言って、現地と少し距離のある場所の人たちが一番知りたいのはソレである。
毎日の天気予報では、その日の風向きに私達でも一喜一憂している。
長期戦は確実になっているのだから、このような情報は隠さず流してほしい。
日本に住んでいる人たちは、日本脱出などできない。
できるだけリスクは避けるようにして、冷静に対処するしかない。
冷静というのは、見ざる聞かざるで危険を無いものとして生活することではない。
日本人は冷静だということは十分わかっただろうから、
「安全だ、心配するな」というような子供だましはそろそろおしまいにしてほしい。
そうでなくては、被災地の人たちだって今後のことをきちんと考えられないではないか。
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