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カテゴリ:つぶやき、人間関係
非常事態になった時は、まずは自分で自分の身を守ることを考えなくてはならない。
次に、自分の身近な人を守ること。 そのためには、助けを求めることも手伝ってもらうことにも迷ってはならない。 自身の安全が確保できたなら、もっと困っている人のためにできることをする。 ものごとには優先順位や危機解決のための順番を見極めることが大切だ。 様々な情報は判断のためには重要だけれど、 情報というものは、発信する人たちの優先順位によって変化するものだ。 必ずしも、自分の決断の参考として信じられるものばかりとは限らない。 一連の地震被害情報、原発関連情報を見ていて、つくづくそう思っている。 一人の人間は、自分の命を守ることが最優先。 命の危険が無い時には、自分の生活を守ることが最優先。 命も生活も守れる人は、所属する組織や会社を守ることが最優先。 国家を預かるという立場にある人たちは、国家(国民ではない)を守ることが最優先。 それは、考えてみれば当たり前の成り行きなのかもしれない。 それを踏まえて、私達は危機を乗り越えるために、 流される情報を安易に信じて判断材料とせず、 自身の直感を信じて決めてゆく力が必要なのだろうと思う。 乗り越えるために周囲の人と協力し合うことが大切だと思ったなら、 時には自身が一時的に損をすることも覚悟でそれをする。 そして、多くの場合財産も有力なバックもない庶民は、 助け合うことでしか乗り越えられないし、 大切なものを身を引き裂かれる思いで捨てても、 次の世代のために勇気ある決断をしなくてはならないのだ。 あの太平洋戦争の時、私達の親や祖父母世代は、 「大本営発表」を信じ(時には信じたふりをして)、 状況が悪化することを食い止めない役割を果たした。 この危機の時に、私たちや子ども達の世代は、どのように考えて行動したら良いのだろう。 日本という国に生まれ、少なくても今までは戦争に巻き込まれることがなかった私達は、 初めて本当の困難に向き合わされている。 この日本で生まれたことを、孫の世代が喜べるように 批判ばかりではない行動と決断が求められているのではないか。 とはいえ、今の私に何ができるのか。 まずは、「原発反対」の意思表明をしたいと思う。 そして、故郷を離れるのは本当に辛いだろうけれど、 特に福島周辺の農業・漁業を営む人たちは、 ぜひ北海道に移住することをお願いしたい。 北海道には農地はあります。 住むところだって何とかなります。 私の市でも、もしも移住しようとする人がいらっしゃったら、 全面的にサポートしようということを 行政もボランティア組織も、NPO団体も表明しています。 多分、北海道の多くの市町村や、北海道庁も同じだろうと思います。 これから育つ子ども達のことを考え、 子ども達に明るい未来を約束するために、何とか知恵を絞って頑張りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月31日 10時18分18秒
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