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カテゴリ:つぶやき、人間関係
四月は、各機関や団体の新年度。
私が参加している子育て支援団体も、先週総会が開かれた。 そして、とうとうズリッと会長になってしまった。 今までは副会長だったのだが、会長がこのところ高齢である上に体調が悪く もう再任をお願いできなくなってしまったのだ。 私は、「長」がつくことは性格的にどうしても苦手なのだ。 でも、誰もそれを信じてくれないことが悲しいところ。 何とか逃げられないかと、この一年余り色々とやってみたのだが、 もう逃げられなくなってしまった。 それを覚悟したのは一月頃。 今更、「会長が嫌だから退会します」とも言えず、 年齢的にも経験的にもこれ以上駄々をこねるのも大人げないし…。 しかしそのおかげで、この10年間作り続けていた「会報」を 「私がやりますから」と言ってくれた仲間がいる。 この機会に会報のスタイルも一新しようという話になり、 総会後みんなであれこれと話し合うことができた。 もともとこの会に参加するようになったきっかけは、 「会報の編集作成の担当になってほしい」ということだったので、 何となくこれが私の一番の仕事と思っていたところがある。 私だけではなく、周囲の人たちもそんな感じだったように思う。 だから、「マンネリ状態だからアイディア出して!」と言っても、 「今まで通りでいいから、やりやすいようにやってください」みたいな感じで過ぎてきた。 この1年あまり、何とか誰かに会長を引き受けてほしいという私の思いが、 まんざら嘘でもないらしいと感じてくれたのか、 「色々な仕事は私達がやるから」と言ってくれるので、 それでも逃げるのは卑怯だろうと覚悟を決めたのだ。 (そういえば、以前「ドンと座っているだけでいいから」なんて言われて 障害者の就労支援事業所の管理者を引き受けちゃったっけ) 2年任期なのだけれど、まあ、4年は覚悟しなくちゃならないだろう。 その間に、何とか次の人にバトンタッチできるように 深慮遠謀をめぐらしたいと思っている。 とはいえ、私とてこのボランティア活動そのものが嫌なのではない。 引き受けたからには、理念を忘れず、 目標をしっかり見据えながら活動したいとは思っている。 もう一つのボランティア活動の方では、八月に行事を計画している。 市の補助金制度を活用する予定で、準備を進めているところ。 こちらの補助金は、ちょっと珍しい方法なので、 うまくいけば自己資金をさほど使わずにすむけれど、 そのためには選挙のように事前の準備や活動が必要。 このわずらわしさがあるので今まで利用したことはないのだが、 今回は頑張ってみようと手を挙げた。 それもこれも、自己資金のほとんどない弱小グループだからこそ。 今年の一番の仕事はこれだなあ。 会長になってしまった団体の方は、 昨年無事に10周年記念事業を終えて一段落なので、 今年はひっそりと基本の活動をコツコツやるつもり。 (記念事業で積立金を使い切ったので、財源もないしね) 今回の地方選挙では、私達の市も市議選があった。 (市長選挙は、任期半ばで市長が亡くなってしまったときから、統一選挙とずれている) 今回は、退任議員が多くて、ずいぶん顔ぶれが変わった。 少し若返った感じもするが、どうしてこの人が…と思う人もチラホラ。 この年になると立候補する人で知っている人も多くなるが、 私は「たとえ親友でも、選挙のお手伝いはしない」と公言している。 これも、「長」が嫌いなのと同じように、「政治活動」が体質的に嫌いだから。 どうしてこうなったのかは、よくわからない。 市議さんたちともそれなりにお付き合いもするし、中には親しい人だっている。 (ただし、客観的に親しいからと言って、信頼しているとも限らないけど) 今回の新人の立候補者の中には、「絶対に当選してほしくない人」と、 「願わくば、あまり高得票で当選してほしくない人」がいた。 前者は願いどおり落選。 後者は、予想以上に高得票で当選。 二人に共通するのは、ちょっとずるい上に、 自分がそれなりの人物であると勘違いしているということか。 当選した人は、その日から「先生」と呼ばれて、ますます勘違いをするようになるだろう。 私は絶対に、先生なんて呼ばないぞ! そんなこんなで、四月ももう残りわずか。 福島原発はまだ収まらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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