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テーマ:児童虐待(213)
カテゴリ:ニュース
コンビニに行ったら「北方ジャーナル」の特集記事
「南幌殺人事件 地獄の家」が目にとまり購入した。 この事件は、高校二年生の三女が祖母と母親を刺殺した事件で、 事件直後から祖母の異常に厳しいしつけについて色々書かれていたが、 その後、この三女の同級生や町の人たちから、処遇に配慮してほしいという嘆願書が出ていることは、 新聞やテレビで知ってはいた。 容疑の高2「処遇に配慮を」 1万人署名の嘆願書 南幌刺殺事件 祖母のしつけが「虐待に近い」という認識は持っていたが、 今日、この雑誌で虐待の詳細を知り、 改めてこの三女が可哀そうでならない。 ここに書かれていることが本当であるのなら、 人間というものはこれほどに残酷なことが家族にできるものなのかと、身震いする思いだ。 そして、そんな人間でも、一応一般人として生きてきたわけだし、 この子が「祖母・母殺し」をせずに家を出たなら、 まだ大きな顔をして世間を闊歩していたのだろうと思うと、 人間社会は本当に魑魅魍魎の棲家なのだと思う。 もちろん、こんな事例は少数であると思いたいが、 時折ニュースなどで目にする児童虐待、DV、老人虐待などの事件を考えると、 人間はちょっとしたきっかけで残酷になるし、それがどんどんエスカレートして、 歯止めがかからず暴走する性質を持っているのだろうか。 この三女も、同居していた長女も、本当によく耐え頑張ってきたし、 精神的にこれほど追いつめられても精神的な病とはなっていないようだし、 特に三女は生徒会長になる予定だったことからも、友達に信頼される良い子だったのだと思う。 それを思うと、人間の底力を少しは信じられるようにも思う。 三女が犯した罪「殺人」はやはり許されない行為なので、 それに対しての罰はうけなければならないのだろうが、 それなりの刑に服したなら、新しい人生をやり直してもらいたい。 そして、お姉さんと二人で力を合わせて、本当の自分の人生を歩んでほしい。 そのためには、彼女の社会復帰が妨げられないように、できるだけの配慮をしてほしいと願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月16日 14時05分05秒
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