この一週間、ブログを書くより本を読んでいることが多い。
先日読んだ
「ランドセル俳人の五・七・五」 いじめられ行きたし行けぬ春の雨
--11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。に感動し、
その次に出版された下記の本を図書館から借りて読む。
「冬の薔薇 立ち向かうこと 恐れずに」
両方とも深く心に響き、二冊をネットで注文する。
手元に届いたら、多くの人に読んでもらいたいと思う。
図書館で目について借りた
「流星ワゴン」重松清も良かった。
テレビでこの作品をドラマ化したものを放送していたようだが、私は見ていなかつた。
しかし、その題名は知っていたので、「あ、重松清の本が原作だったのか」と思い借りてきた。
人生を終える時、心残りが全くないという人がいたら、それはきっと稀なことだろう。
やり直しができない人生だけれど、悔いの残ることにも意味が見出せて、
恥も後悔も受け入れて納得できたなら、それで上々だろうと思う。
親にならなければ気づけないことは本当に多い。
しかし、親になれないことで気づくこともまた多いだろう。
人は自分のわかる範囲でしかわかることができないのだろうなと思ったりもする。