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2017年03月25日
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カテゴリ:政治・政治家
今、内田樹氏のブログを見たら、下記の記事が紹介されていたので、
全文コピーしておく。(読みやすいように改行する)

 
Libérationの記事から
フランスの左派系メディア『リベラシオン』は森友学園事件について3月23日に次のように伝えている。
事件の全貌と歴史的背景を簡潔かつ正確にまとめている。

「安倍晋三はなぜ新たなスキャンダルに巻き込まれたのか?」

物語は延々と終わらずに続いている。
無敵と思われた安倍晋三の任期5年目をスキャンダルの雲が覆っている。
彼の妻、安倍昭恵を衆目にさらし、彼の防衛相を無力化したこのスキャンダルの影響は財務省にも及んでいる。
この長く、気違いじみた一日は首相が2012年の彼の政権復帰以来最大の政治的危機に遭遇したことを示した。
そして、人々の疑問は決定的な問いのレベルに達しようとしている。
「安倍晋三と彼の妻は嘘をついているのか、それとも彼らは利用されたのか?」
証人喚問はこの国家的事件の核心部分である。
二月以来長く続くスキャンダルに材料を提供してきたのは籠池泰典という興味深い人物の繰り返される言明である。
ナショナリストの私立機関である森友学園という学校法人の理事長であるこの人物は、木曜に証人宣誓の下2015年9月15日に、首相の妻である安倍昭恵から寄付を受け取ったと証言した。
これは彼が問題の多い条件で獲得された国有地に建設していた小学校への財政的支援のためのものであった。
「彼女は封筒に入った100万円(8260ユーロ)を手渡し、『どうぞ、これは安倍晋三からです』と言った」と籠池泰典は国会の委員会の席上で言明した。
この様子は同日複数のチャンネルでテレビ生中継された。

彼の聴き取りにあたった議員たちは再三議会で偽証した場合には偽証罪に問われ訴追されると念押しをした。
籠池はまばたきもせずに「私ははっきりと記憶しております。私たちにとってたいへん名誉なことですから」と語った。
安倍晋三とその周辺は籠池の申し立てを必死になって否定している。
というのは、首相は二月中旬国会で追いつめられたときに「もし私の妻あるいは私がこの件(何らかの寄付あるいは土地の取得)に関与していたことが明らかになったら、私は総理大臣も国会議員も辞職する」と言明していたからである。

安倍夫妻はしかし2月9日から始まったこの事件に無関係ではない。
その日、朝日新聞は森友学園が国から大阪府内の8770平方メートルの土地を1億3400万円(111万ユーロ)で取得したという調査結果を伝えたが、これは政府が査定した土地価格の10分の1であった。
驚くべきこの値引きはこの土地に産業廃棄物が埋められており、除去が必要だからということによって部分的に説明された。
しかしこの説明は財務省からの政治的圧力が森友学園への土地払下げを有利に運んだのではないかという疑惑のすべてを解消するには至らなかった。
この取引が関心を引き付けたのは、首相の妻である安倍昭恵がこの学校の名誉校長になる予定だったからである。
2015年9月5日、彼女は森友学園が経営する幼稚園に講演に招かれていた。
スキャンダルが広がると彼女はこの職を辞した。
安倍晋三はこの小学校が彼の名前を冠することを拒否したが、2007年に打ち続くスキャンダルと選挙の惨敗のあと政権を放り出すことになった事件の再演を恐れたのである。
安倍夫妻は以後森友学園と籠池泰典と距離をとっている。

しかし、首相は過去に籠池とイデオロギー的意見を共にすると宣言していた。
籠池泰典は安倍の周辺に集まる人脈に連なっている。
彼は日本会議のメンバーであるが、これは日本における最強のナショナリスト・ロビーの一つである。
全国48都道府県に35000人の会員を擁するこの運動は1997年に創設され、国会議員のうち300人、地方議会の1700人の議員がこれに加盟している。
安倍も、麻生太郎財務相も、稲田朋美防衛相も日本会議の会員である。


この稲田防衛相もスキャンダルに翻弄されている。
彼女は弁護士として2004年に森友学園のために弁護活動をしていたが、この事実を彼女は最近になって記憶の欠如を認めるまでは否定していた。

きわめて強い影響力を持つ日本会議は「祖国と日本文化防衛」のために戦っており、「子どもたちが日本の歴史と伝統に誇りを持つことができるように、教育改革を行うこと」をめざしている。
籠池は神道を経由して軍国主義へ向かう、歴史修正主義と伝統主義からなるこのイデオロギー的潮流に与している。

「小学校を創設することは神から託されたミッションである」と彼は二月に毎日新聞に向かって語り、彼の学校が子どもたちに洗脳を行っていることを批判する人々につよい懸念を与えた。

森友学園が経営する幼稚園では、彼はきびしい規律を課し、教科は戦前の愛国主義に基づいている。
園児たちは天皇の臣民としてふるまい、市民としてふるまってはならないと厳命されている。
園児たちは19世紀に制定され、1945年の敗戦で失効した「教育勅語」を暗誦させられる。
この勅語では「危機の時には国家のために勇敢に命を捧げること」と「天皇制の繁栄を維持すること」が推奨されている。
親たちの一部は子どもたちが「安倍首相ばんざい」と叫び、2015年の国論を二分した安全保障関連法案の国会通過を奉祝したことにつよい不安を感じていた。
それ以外にもこの幼稚園では反中国、反韓国的な発言もなされていた。

籠池は辞職した。しかし、物語は続いている。


このような論調の記事を、私はまだ新聞等では読んでいない。
どのメディアも、今回の件での国有地の格安払い下げや安倍首相夫人の百万円の寄付問題等に集中し、どうしてあのような教育をしようとしている学校に対して、多くの著名人が応援していたかということにあまり触れてはいないように感じる。
私は、森友学園が小学校を作ることができなくなって、本当にホッとしている。
あのままだったら、ひょっとしたら籠池氏のような信念での教育をする学校が、全国に増えていったのではないかと思うからだ。
私も「日本の伝統や文化を大切にしたい」と考えているけれど、日本会議とは全く方向性が違う。
私は皇室も日本の伝統と思い大切に思っているし、多分安倍首相よりも天皇ご一家を尊敬し、敬愛しているような気がする。
それは、天皇家の方々がとても誠実に日々の務めを果たしながら、日本の庶民、特に辛く苦しい思いをしている人に心を寄せ続けていて下さるからだ。
「経済第一」「積極的平和主義で武力強化」「競争力を高めよう」「弱いのは自己責任」なんて言いながら
愛国を強制する人たちは、本当に自分の国を大切にしているとは思えないのだ。

テレビはある意味残酷ともいえるほど、嘘をつく人をあぶりだしたり、自己弁護や詭弁を弄する政治家の醜さを露呈させる。
そんな「エライ人達」の姿は、普通の感受性を持つ青少年にどのような影響をあたえるのか。
せめて、今回の事件が少しは日本の軌道修正の力に働いてほしいと願っている。





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最終更新日  2017年03月25日 20時15分10秒
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