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2017年04月25日
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テーマ:心の病(7311)
昨日は、精神の病気を抱えながらシングルマザーとして頑張ってきた人の家を訪ねた。
というのは、二日ほど前の夜に彼女から電話があり、
その時はパニック発作のような状態だったから気になり、様子を見に行ったのだ。

彼女は本来はとても明るく前向きな性格だと思うのだが、育つ環境が悪かった。
それでも本来の気質をさほど損なわず大人になり、結婚して出産。
しかし、成育歴も影響しているのか、その相手もまた悪かった。
運と環境の悪さの連鎖はなかなか断ち切れるものではなく、
子どもを守るために逃げるように離婚してシングルマザーとして頑張ったのだが、
それを支えてくれるはずの健全な実家も姉妹も親戚もなく、(両親はすでに他界)
頼れる人は子どもの頃からの友人や、その後出会った友人たちだけ。

その生活は子どもの成長にも影響したのか、はたまた子どもを取り巻く環境や運も悪かったのか、
その子も色々な問題を抱えることになり、その経緯を少し垣間見ることになった私は、
ただただ、祈るような思いで励ましたり見守ったりしてきた。
それでも、必要とあればちゃんと適切な相談機関に行くこともできるし、
嫌なことも「子どものためだから。私しか子どもを守る人はいないのだから」と、
チャレンジも戦うこともできる彼女を、私は「えらいなあ」と思っている。
しかし、いくら生来の気質・体質がタフであっても、
長期間にわたるストレスは彼女の心身を疲弊させ、
現在は精神疾患を発病し、仕事も無理で生活保護を受けている。
何とか自立したいと願っていたが、やはり正規就労は無理と覚悟し、精神障害の認定を受けた。

そんな苦労を重ね、色々心配したお子さんも高校進学となり下宿生活を始めた。
彼女としては、本当にうれしい春となったのだが…。
不安定な体調を抱えながらも、子どもを無事に送り出すために無理を重ねた結果、
ホッとした時の反動が出たようだ。
私に電話をかけてきたのは、そんな時だったのだと思う。
「一人でいると、何をするかわからない感じになって…」と、話があちこち飛びながらも話し続ける。
思えばこんな電話は三度目である。
自分でも「発作だと思う」というので、
「そう思えるならまだ大丈夫。でも、いよいよダメだと思ったら救急車呼びなさい。
 救急車の番号が押せないようなら、私の番号にリダイヤルして」などと、
何度も何度も繰り返しているうちに、少しずつ収まってきたようで、
「大丈夫だと思う。ごめんね、こんな時間に」と言い始めたので
「まずは、ちゃんと寝なさい。明日調子が悪ければ病院に行きなさい。必要なら付き添うよ」
と話してその夜は終わった。

そして昨日、やはり気になったのでメールをすると、「大丈夫、病院には行かない」と言うので、
お子さんの進学祝いもちゃんと言っていないし、お見舞いがてら訪問することにしたのだ。

前置きが長くなってしまったが、今日書きたいことは次のことである。
彼女に、「精神障害者の相談機関は、24時間電話を受けるシステムになっているから、
今度パニックになって不安になったらそこに電話したら?」というと、
「あそこに電話しても嫌な思いしかしたことがない」という。
エッ?と思い、「どんな嫌な思いをしたの」と聞くと、
平日の勤務時間帯にやはり不安発作が起きて電話をしたことがあるのだという。
すると、「今は興奮しているようですから、落ち着いたら電話して下さい」と言われたそうだ。
それも、同じようなことで2回目だったため、「貴女は前もこんなことありましたね」と。

思わずため息が出てしまった。
落ち着いている時には電話などするはずがない。
本当に不安にかられて自分ではどうしようもない気持ちになって、
藁をもすがるように電話をしているという想像力も働かないのか。
そんな支援機関の相談員など給料泥棒ではないか。
その相談機関のことは私も多少知っているので、たまらずその人の名前を聞いた。
そうか、彼か…。彼は経験年数は長いのだが、その仕事は向いているとは思えない。
でも、そんなことは言えないので、「あらら…」と言うしかなかった。

相談を受ける立場の人に、心からお願いしたい。
パニック状態の電話は長くなりがちなので、ちょっと迷惑と感じるのはしかたがないとしよう。
しかし、その人を最低限落ち着かせて、
電話して良かったと思えるレベルにまでするのが仕事じゃないですか。
それすらもしないということは、仕事をしていないということです。

あなたは相談員は向いていないのだから、別の仕事をしてください。
しかし、それなりの勉強をしたことになっていて、資格もあれば、
余程の間違いを犯さない限りは、その職種で担当し続けるのが世の常。

私は知人としてできる範囲のことはするけれど、それ以上は無理なのです。
一般的に、家族であっても親友であっても、24時間その人と向き合うことは無理なのです。
だからこそ支援機関があり、相談窓口があるのです。
その使命感がない人には、福祉・医療職にはついてほしくないと思いつつ彼女の話を聞く、
本当に疲れた1日となった。
それでも、お子さんが今のところ順調なスタートを切ったようで、それが救いだった。








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最終更新日  2017年04月25日 10時37分35秒
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