マイペース70代

前日のジンギスカンが終了後、孫２人は我が家に泊まる。
泊ったのには理由があり、上の高校生の孫が「山菜採りに行きたい」と言ったから。
連休で天気も良いので、山菜採りは早朝に出発する必要がある。
若い頃には「笹たけのこ、わらび、蕗、アイヌねぎ」などの山菜採りによく出かけたものだが、
後処理もなかなか手間がかかるものだし、それらを採るには今ではかなり遠くに出掛ける必要があり、
最近は１時間足らずで行ける「ピョン（あずき菜、雪笹）」を取りに行くくらいになった。
ピョンは癖がなくてお浸し、和えもの、炒めもの、汁物など何でも使えるのでありがたい山菜だ。

というわけで、夫と上の孫は７時半頃出発。
下の孫には、三日前に植えた花壇の花の水やりや布団干し、洗たく、黄砂で汚れた窓のガラス拭きなど。
まさに、「男は食材調達、女は家事」という性別役割分担による作業にいそしむ。
１時間足らずで結構な収穫があったピョンをさっそく茹でて処理した後は、
孫たちが行ってみたいと言っていた「えこりん村」へ。
駐車場は結構混んでいたけれど、中はとても広いのでそれほどの混雑は感じられない。

牧場エリアでの「みどりの牧場ショー…牧羊犬の実演」がちょうど始まったので見学したが、
本当に犬って賢いなあと感心するばかり。
春先に生まれた子羊たちもたくさんいて、とても可愛らしかった。

上の孫が一番感動していたのは「とまとの森」。
ここは無料エリアで誰でも見られるので、通りかかった人は一見の価値あり。
えこりん村には二つのレストランがあるのだが、ここはさすがに混雑していたので、
「お腹がすいたー」という孫たちに長時間待たせるのは可哀そうなので、市内にある「ココス」に向かう。
天気が良くて多くの人は郊外に花見やイベントのある場所に出かけているのか、こちらはすいていた。

ということで、そこで食事をして我が家に戻り、
干してあった洗濯物や布団を取り込んだりして孫たちを送ってゆく。
何となく、久々に連休であることを実感できた二日間だった。