皆既月食 完全版 神秘の瞬間を1分動画で
満月が地球の影に入り、普段よりも暗く赤っぽく変色する皆既月食が31日夜、約3年ぶりに日本国内でみられたほか、世界各地で観測されました。
◆皆既月食の一部始終
月は日本時間20時48分に欠け始め、21時51分には完全に欠けて皆既食となり、その状態が1時間17分続いた後、真夜中を過ぎた0時12分に元の満月となりました。通常の満ち欠けと異なり、月食の場合は境界がぼんやりと欠けていく点が特徴です。これは、地球に大気があるために太陽の光が散乱され、地球の影の周辺部がはっきりしていないからです。
北海道の知床・ウトロで昨夜撮影された、皆既月食の一連の流れを1分20秒程度の動画にまとめましたので、お楽しみください。
◆次の皆既月食は2022年
次に日本全国で皆既月食を観測できるのは、4年後の2022年11月8日です。なお、豆知識的にお伝えしますと2月は満月がない月となります。次の満月は2018年3月1日(木)の夜(厳密には2日の午前)となります。
昨夜は皆既月食ということで、夜の天気が心配だったが、とてもよく晴れてくれた。
実は、事前に調べていなかったので、どのようになるのかよく知らなかった。
11時頃には赤銅色の月が真上にはっきりと見えて、これが「赤い月」なのかと感動した。
「赤い月」というなかにし礼の実話に基づく本があり、テレビや映画にもなっていて、
私も見た記憶はあるのだが、あの「赤い月」は皆既月食のことだったのだろうか。
今までは、満州では月が赤く見えるのだろうかとか、比喩的な表現なのかと思っていたのだが、どうなんだろう。
とにかく、良いものを観ることが出来て感謝である。