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テーマ:サッカーW杯(32)
カテゴリ:ニュース
ワールドカップのこの試合について、記録として載せておこう。
「ドーハの悲劇」から25年…日本が示した「ずる賢さ」6/29(金) 21:44配信 朝日 (28日、日本0―1ポーランド サッカー・ワールドカップ) 批判されるものではない。日本が試合の終盤に選択した、0―1での敗戦を受け入れた消極的にもみえるパス回しについてだ。 最初は少し驚いた。日本が点を奪い返し、引き分ければ、他会場のセネガル―コロンビア戦の結果は関係なく、1次リーグ突破を決められたからだ。 一方で、1点をリードされたセネガルが追いつけば、攻撃を放棄した日本は敗退に。退屈な試合、と観客のブーイングを浴びた賭けは「両刃の剣」でもあった。 ただ、試合後の日本選手の声を聞き、やはり「あり」の一手だと確信した。ピッチ上で選手が恐れたのは、1点を奪おうと、前がかりになってポーランドの逆襲を浴びることだった。日本が2失点目を喫すると、今度はセネガルが0―1の敗戦でも勝ち上がれる。 結果を他力に預けるリスクと、自力にこだわって自滅するリスク。てんびんにかけ、チームは前者を選択した。最も重要なのは決勝トーナメント(T)へ進む確率を上げること。MF柴崎は「何が大切か、割り切ってやった。そのために必要なプレーだった」。展開や他会場を考え、0―1で試合を締めることもまた、国際大会の戦術の一つだ。 日本に足りないのは「ずる賢さ」――。代表を指揮した外国人監督らから、たびたび指摘されてきた。 1993年、W杯アメリカ大会のアジア予選の最終戦で起きた「ドーハの悲劇」。勝てば初のW杯出場へ2―1とリードしながら、終了間際に追いつかれた。球をキープしたり、意図的にプレーを遅らせたり、時間を進めるしたたかさが必要だった。 2012年。なでしこジャパンはロンドン五輪1次リーグ最終戦で、引き分けでの2位通過を狙った。その方が決勝Tで移動の負担が少なくなるとの戦略で、その通りに0―0で試合を終えた。直後は消極的だと批判された。けれども、良いコンディションを保った結果は、過去最高の銀メダル。世は賛辞を惜しまなかった。 2018年のこの日。日本代表は、悪質な反則をしたわけでも、相手への敬意を欠いたわけでもない。着実に目的を達する、成熟した姿をみせたのだ。(藤木健) 西野監督「責任は自分」 賛否呼んだパス回しで選手は決断支持6/30(土) 2:48配信 スポニチ この試合は、私もテレビで見ていた。 解説が入るので、なぜこのようなパス回しだけの展開になるのかは理解できた。 それでも、スポーツとしてこれはどうだろうというのが、その時の私の気持であった。 当然、必死に点を取りに行くという練習をしてきた選手たちは、きっとモヤモヤ感があるだろうとも。 激しいブーイングの中でそれを続けるという指令を受け、彼らがどんな気持ちになるのだろうと心配にもなった。 見ていると、相手のポーランドもそれを了解しているようにも感じられた。 ポーランドにしたら、とにかく一試合でも勝たなければ国に帰れない気持ちだっただろうから、なりふり構わず一次リーグ突破したい日本チームのことも理解できるのかもしれないとも思った。 それでも、一種の「賭け」であることには間違いのない選択だったから、結果オーライになって良かったと思う。 私は、監督交代のいきさつはよくわからないままなのだが、監督の指示を納得して受け入れることが出来る今のチームは、選手たちが異口同音に言うように「結束している」のだろう。 一致団結した時、日本人は並以上の力を出せる傾向がある。 次の試合も期待したいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月01日 10時25分50秒
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