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テーマ:年末年始の過ごし方(678)
カテゴリ:つぶやき、人間関係
今年もあと一日で終わります。
今年の年末年始は、エライ人達がおっしゃるように、 「静かな年末年始」にするつもりです。 いつもなら息子一家と次男が泊りがけでやってきて、夫の手打ちそばやお寿司、 オードブルなどで年を越し、お正月は私の実家で母を囲んでのおせち料理パーティですが、 今年は明日のお昼過ぎに我が家に息子たちが集まって 手打ちそばとお寿司を食べ、二時間程度で切り上げて実家に行き、 母に顔を見せて飲食をせずに帰ることにしました。 息子たちは色々な人と出会う機会も多いし、 若いので感染していても無症状の可能性もあるので、 94歳の母や私達高齢者に万が一でも感染したら大変なことになると、 そのようなスケジュールにしました。 元旦はそれぞれの家で「静かなお正月」を過ごすことにしました。 独り者の次男だけは我が家に泊まることになります。 結婚して以来、こんな年末年始は初めてです。 それでも、一応お正月料理は用意しています。 それぞれが帰宅する時に持たせたり、実家の分と我が家で食べるためです。 それでも、泊りがけでの準備と比べたら格別に楽ちんで、 こんなふうにパソコンに向かう余裕があります。 とにかく、コロナで始まりコロナで終わりそうで 暗い気持ちになることの多かった2020年ですが、 みなさんそれぞれにも色々なことがあったと思います。 生きていると山あり谷あり、良いことも悪いことも次々とやってきます。 人生は、波を乗り越えながら楽しさを感じるサーフィンみたいなものだと思うことがあります。 (私はサーフィンなんてできないけど…) きっと波に飲み込まれたりひっくり返ったりしながら、技術があがっていくのでしょう。 生きることのための知恵も技術も、 そんな様々な体験と失敗の中でスキルアップしてゆくものです。 「今がどん底」と感じたなら、あとは浮上するばかりでもあるんです。 あまりあがかずに、波のうねりに身をゆだねることもあるのかな。 さて私にとっては、個人的には穏やかな一年だったと思います。 そして、新しい出会いもありました。 70代に突入した私には、なかなか新しい出会いはありません。 出会うよりも別れることの方が多くて、 自分の順番が少しずつ近づいてくるような感じなんです。 (実際に、夫の先輩が昨日亡くなり、明日は告別式) ですから、新しい出会い、特に若い人との出会いはとっても貴重で嬉しい出来事なのです。 所属する会での絵本づくボランティアで出会った、FちゃんとT君は小学生。 それぞれ学校には行っていません。 T君とは11月、12月とにも会うことが出来たのですが、毎月の変化に驚くばかりでした。 言葉で自分の思いを表現する力はまだ発達途上だけど、 一つの言葉の背後には膨大な内部の言葉があるんだと感じさせられました。 大人だって同じですね。 膨大なモノローグの中から、対話によって少しずつ言葉は成長して発せられるものなのです。 心の成長には、モノローグ(心の中の自分との対話、独白)と ダイアローグ(対話)がとても大切です。 それによって言葉も豊かになるし、自分の心を的確に表現する力もついてくるのです。 心を殺されたり傷つけられるような場所、 たとえば学校などには無理していくことはないですが、 色々な人との出会いと会話はとても大切です。 年齢の違い、立場の違い、ハンディの有無、住む場所の違い、 考え方の違い、価値観の違いなどなど、人はみんな違います。 できれば色々な人との出会いが、子ども達にもお母さん達にもあってほしいと願っています。 私も、個性ある一人の人間として、今年の出会いを次につなげていきたいと思っています。 来年は誰にとっても良い年になりますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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