|
テーマ:つぶやき(11371)
カテゴリ:つぶやき、人間関係
血圧の薬がなくなってきたので、午前中にかかりつけのクリニックに行く。
診察が始まる前に行ったのだが、待合室は受診者であふれていた。 「密」である。 どうしようかと迷ったが、二時間待ちというのだから午前中には終わるだろうと待つことにした。 ひょっとすると時間がかかるかもしれないと本を持参したので良かった。 しかし、実際に診察室に入ることができたのは11時半。 顔を見るなり女医先生は「ごめんなさいねー、お待たせして」と声をかけてくれる。 その顔を見ると、何となく疲れたような表情だ。 それでも頑張って笑顔で声をかけてくださる様子に、 心の中で「頑張ってくださいね」と声をかける。 何しろ、まだまだ順番待ちの患者が控えているのだから、私は必要なことだけ話そうと決めていた。 先生は、まだ小さい三人の男の子を育てながら開業したと聞いている。 きつと、大病院の勤務医であるよりは子育てしやすいと思ったのではないかと想像している。 (あくまでも私の想像) 私も、二人の男の子を育てながら働いていた。 「子育て中は働き時」と私は思っている。 まだ若いし体力もあるし、仕事も自分の力を発揮できるような時期に入っているし、 やりたいことも次々と湧いてくる時期だ。 多少の無理だって、体力的に頑張りがきく。 きっとこり先生も、そのような時期だろうと思ってしまう。 人によっては、テキパキとした物言いが「キツイ」と感じる人もいるようだけど、 私はまったくそうは感じない。 必要なことをはっきりと言いながらも、指はパチパチとパソコンのキーを叩く。 頭の回転が速いのだろう、それをしながら以前の私の情報をちゃんと確かめていることはわかる。 私はこのようなタイプの女性が好きだ。 随分年下だけど、働く女性として尊敬できる。 コロナが始まった時に受診した時には本当にビックリしたものだ。 全身手術室に入るような装備で、ゴーグルまでつけていた。 受付の人たちも、「これから手術室に入ります」という感じで、換気のために少し窓を開けているため、正直言って少し寒かった。 そのために、待合室にはひざ掛けが積まれていた。 予防のためにできることは全てしようという覚悟が感じられた。 その後、母の入院する病院などに行った時は、そのゆるさにビックリした。 幸い、どちらの病院もクラスターは発生していないけれど、 受診するものとしては厳しすぎるくらいで安心感と信頼感は持てる。 すると、この先生の言うことならちゃんと聞こうという気になる。 信頼感というものは、そういうものだ。 「信頼できない人」の話は、ほとんど聞き流してしまうのが人の常。 専門家でも政治家でも、それはおんなじだ。 モリカケサクラ以来、私は安倍氏の話は聞く気にはなれなくなった。 残念ながら菅総理の言葉も、聞き流してしまうようになった。 彼の言葉はうそ寒い。 このところ寒い日が続いているのに、いよいよ寒気がしてくる言葉は聞きたくない。 心が温かくなるような、あるいは一緒に頑張ろうと思えるような言葉を発する政治家はいないのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき、人間関係] カテゴリの最新記事
|
|