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瀬戸内寂聴さん死去 99歳 自宅「寂庵」には弔問客の姿 地元の女性「あと半年で100歳、残念」11/11(木) 14:06配信
9日に99歳で亡くなっていた瀬戸内寂聴さんの訃報を受け、寂聴さんが住んでいた京都市右京区の「寂庵」には早々に弔問客が訪れていた。 近くに住む75歳女性は「インターネットで知りました」と駆けつけたそうで、「毎月1回、お話を聞きに来てました。でも、コロナになって、もう、1年以上も会は開かれたなかったと思います」と語った。寂聴さんについては「気さくな方で、面白い話をたくさん聞かせていただきました。あと半年で100歳だったのに、残念です」と肩を落とした。 また、近くの70代男性は「気軽に話をしてくださったけど。寂しくなりますね」と目を伏せた。 自宅前には「取材・来庵は当面お断りしております」との張り紙が貼られ、関係者はインタホーン越しに「取材はお断りしてます」とだけ答えるにとどまった。 ◆瀬戸内 寂聴(せとうち・じゃくちょう)さん 1922年(大11)5月15日、徳島市生まれ。旧名は晴美(はるみ)。仏壇店の次女として生まれ、後に養子となり瀬戸内姓となる。43年、東京女子大在学中に見合い結婚、女児を出産したが、不倫相手とともに夫と3歳の娘を残して京都へ移った。離婚が成立すると東京に戻り、少女小説を書き、56年に「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞。長く雑誌、新聞などに恋愛、伝奇小説を連載した。73年に天台宗で得度し法名を寂聴に。88年から京都・嵯峨野の寂庵に住む。同年出版の「寂聴 般若心経」がベストセラーとなり注目され、「源氏物語」の現代語訳でも話題に。その後も執筆、法話など幅広く活動。 【愛した、書いた、祈った】瀬戸内寂聴さん、自信の墓碑に刻む言葉は決めていた11/11目 13:3 読売新聞 瀬戸内さんの作品は何冊か読んだけれど、読んだ時期が悪かったのかあまり感動した記憶がない。 しかし、「源氏物語」を現代語訳した時に、出版記念講演があり聴きに行ったのだが、本当に面白かった。 その後も、彼女の「人生相談」のようなものや、エッセイや雑誌等での対談などは、目に留まったらほとんど見ていた。 なんだかいつまでも生きていらっしゃるような気がするほどお元気だったけれど、やはり命あるものは必ず命の終わりが来る。 命のかぎりに生ききったような瀬戸内さんに、心からご冥福を祈りたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月11日 15時09分08秒
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