今回の安倍氏への襲撃事件で、統一教会のことが再注目されたことだけは良かったと思っている。
統一教会で家庭を壊された人や、退会後もその後遺症のような精神状況で苦しむ人は、私も知っている。
以前からこのブログでも、政治家と統一教会などとの関係については少しは触れた来たが、そのせいか今回の事件でも最初はこの宗教団体名を明らかにしない報道が多かった。
しかし私は、多分統一教会だろうと最初から感じていた。
だからこれは、政治家たちが異口同音に語る「民主主義云々」ではなく、「政治と宗教の癒着」が根本問題だろうと思う。
あまりにも宗教に関係する政治家たちが多いから、それを口にできないだけだ。
宗教が悪いとは言わない。
しかし、家庭を破壊するような宗教は邪教であることは間違いがない。
また、政治家が個人として何を信じても構わないが、宗教団体と強く結びつくのは怖い。
とにかく、何かを純粋に信仰する人のほとんどは、少なくとも私よりは純粋で素直で、人を信じやすいと思っている。
そのような人の心を、そして人の弱みに付け込むような宗教を、私は嫌悪する。
この機会に、政治と宗教団体との関係を明らかにしてほしい。
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