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カテゴリ:家族・親族
3月25~27日は、息子のワイナリーでの販売日だった。
息子たちのワインの生産本数は少ないので、毎年ホームページで販売案内をする。 できるだけ地元の人たちに飲んでほしいとのことで、 今年はネットで先着150人には一人三種類一本ずつ、 受け取りに来れない人は抽選で30名という状況。 ワイナリー建設の時にサポート会員になってくれた人などには 先にメールでお知らせして販売するので、一般の人が手に入れようとしたらこの機会しかない。 例年こんな感じでアナウンスして注文を受け、この三日間の間に受け取りに来てもらうのだ。 北海道や空知地方のワインが知られるようになり、年々短期間で完売になってきて、 今年は30分足らずで受付ストップになったようだ。 今までは販売の時には孫や研修生がいたので私達は手伝いに行っていなかったのだが、 今年はどちらもいないので、私達も土日だけ手伝いに行く。 この日の販売は3種類なのだが、近くのイタリアンレストランが土日は来てくれて、 ピザやオードブルセット、カレーなどを販売してくれるので、 販売していないワインも試飲(有料)できるようになっている。 しかし、ホームページにはそのお知らせをしていないので、 初めて来た人は「試飲もできるのなら、運転手を連れてきたらよかった…」と残念がったり、 試飲グラスをラップでくるんで大切そうに持ち帰ってくれた人もいる。 私は販売の手伝い、夫は車の整理係である。 農家だから駐車スペースはあるのだが、何台も来ると整理が必要なのだ。 というわけで、この2日間は慣れない仕事をしましたよ。 驚いたのは、はるばる網走や東京から来た人がいること。 東京からの人は何人かいたけれど、「最後のスノーボードに合わせて」など、 何かの用に合わせて来てくれたのだろうが、網走からの日帰りの男性は ワインを手に入れるだけのために朝6時に出発し、お昼過ぎに到着。 一息ついてまたすぐに帰って行かれた。 ワイン好きの人達の世界は、本当に驚くばかりであるが、とてもありがたいことだ。 土曜日は風もなくわりと暖かかったので、 ワイナリーの前にテーブルと椅子を並べて飲食してもらったのだが、 日曜日は風もあったし寒くてとても屋外で飲食してもらうのは申し訳なく 急遽ワイン発送のための段ボールやワインがぎっしりのワイナリーを整理して、 中で飲食と歓談をしていただく。 飲める人も飲めない人もそれなりに楽しんでいただけたようでホッとする。 このような人たちのおかげで、息子たちは何とかワイン生産で食べていける。 そんな姿を見ることが出来たのは、親としてはとても嬉しいことだった。 今年も、皆さんに喜んでいただけるようなワインを造るため、 良い葡萄が収穫できますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月29日 15時07分35秒
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