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テーマ:クラス会(24)
カテゴリ:つぶやき、人間関係
クラス会が無事終了しても、幹事の仕事は残っている。 K氏が印刷してくれた集合写真やスナップ写真を、写っている人への郵送。 残念ながら参加できなかったクラスメイトには、 4年後に担任のS先生の米寿に合わせて最後のクラス会をするという報告を兼ねて、 集合写真をハガキにして郵送。 全部の作業が終わったのは、3日前だった。 その後、ラインやメール、電話などで友人たちからのお礼メッセージが届く。 ラインやメールは簡単な返信で済むのだが、電話となるとやはり少し話をすることになる。 特に欠席者との個人的な会話は、以前にあったかどうかわからないくらいだ。 私はずっと地元に住み続けているので幹事も続けているのだが、「やらなくてはならないから」という感じである。 幹事グループの中では事務仕事が得意の方なので、自ずとその役割を引き受ける。 できれば誰かに代わってほしいものだとずっと思い続けていたが、やはり最後までこの立場だろう。 しかしそのおかげで、このような役得があることも確かだ。 そして一番のお得は、みんなから「ありがとう」の言葉のシャワーを浴びることだ。 私は子どもの頃から友達とワイワイと楽しむことはあまりない。 しかし今回、クラス会でみんなの楽しそうな顔を見ていて、私はみんなが喜ぶことに関わることが好きなんだと再確認した。 実は、電話を貰った一人から「楽しかったねえ」と言われた時、一瞬絶句してしまった。 私のその時の気持ちは、楽しかったというよりも、みんなが楽しく参加しているかどうか、 二次会の時の飲み物食べ物をどう手配しようか、クーポン券をどのように活用しようかなど、 常に次のしなくてはならないことを考えていたので、何だか仕事をしていた時のような感覚だったのだ。 それでつい、「私は楽しかったというよりも、皆が楽しそうで嬉しかったよ」と本音を言ってしまった。 彼女は、「幹事さんって大変だよね。本当にいつもありがとう」と言ってくれた。 その言葉に、(ああ、私はそれが嬉しいんだ)と思ったのだ。 楽しいと嬉しいとは同義なのだろうか。 少し違うような気もするし、私は楽しさを求めてクラス会の幹事をしてはいないが、 やはり嬉しいことがあると心の中で確信しているので、今まで逃げずに引き受けてきたと思う。 4年後もみんなに会えることを楽しみにすることにする。(やはり「楽しい」と「嬉しい」は同じかもね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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