全て
| カテゴリ未分類
| フランスあちこち
| ブルゴーニュ
| ボルドー
| イタリア
| 日本酒
| 写真(機)&レンズもろもろ
| 山,あるいはGRD@山
| 日本のワイン
| 世界あちこち
| 食
| 泡
| その他のお酒
| 林艮的レンズ迷鑑
| ロワール
| ドイツ
| K10D
| D40
| GRD@平地
| EOS
| 銀塩
| 野鳥
カテゴリ:林艮的レンズ迷鑑
smc Pentax-M 40mm F2.8。
はっきり言っちゃえば,薄いだけが取り柄のレンズ。 無理がたたって?最短撮影距離は60cm・・・林艮的には長すぎる。 だから,K10Dにつけて持ち出す気には,あまりならない。 (だったらなんで買ったんだ?^^;) これが限界。 とはいっても,他にも最短60cmぐらいのレンズはあるし(たとえばPlanar50/1.7とか), レンジファインダーならもっと長かったりするんだろうし(よく知らないけど)・・・ ならば,ライカ並の小さなボディにつけて, 街角スナップ用にすればよいではないか。 (無理やり使わんでも…^^;) 小さなボディといえば,Pentax MEを持っている。 むかし,田中長徳さんの「銘機礼賛」に影響されて買ったもの。 しかし,AE専用というのがどうも使いづらく,持ち出す意欲がわかない。 そのためこのレンズも,やっぱり持ち出されない。 意欲のわく方法が,ひとつだけある。 MXを買ってあげるのである。 (だから無理やり使わんでも…^^;) MXは,機械式シャッターのマニュアル機。 しかもOM-1の向こうを張って,タテヨコ厚さ,すべてOM-1より0.5mmずつ小さくした,という Pentaxの意地のカタマリのようなカメラである。 MEを買うときも,本当はMXがほしかった。 ところがこのMX,とっくに製造を終了したAF時代になってから人気が出て, それ以来ずっと中古相場は高いまま。 「まぁ,なくてもいいかぁ」と思って,手に入れずにきたのである。 閑話休題,今日の話。 このまま飼い殺しにするんなら,いっそのこと放流してあげようか, と思い,レンズを持って新宿へ行った。 放流のために向かったお店の棚を見ると,同じレンズが3本もある。 こりゃ売れないなぁ,とあきらめて他のお店に行くと・・・ MXが,なんと9kで売られているではないか・・・ これは安い(あ,ビョーキが・・・)。 値札には,「ペンタあたり,ファインダーよごれ」と書いてある。 見るとペンタプリズム部のてっぺんに,ブッチャーのようなへこみ。 ファインダーを覗くと,たしかに汚れが目立つ。 しかし,マウント側から見ると,汚れているのはフォーカシング・スクリーンで, しかもMXはスクリーンが交換できる(この辺もOM-1対抗)。 それ以外は,シャッター幕もきれいだし,シャッター速度もきちんと出ているし, モルトも裏蓋ヒンジ部を除いてちゃんとしているし,なんと露出計も動くし, 全く問題がない。 というわけで・・・ で,今日撮った写真。 毎度同じような写真で・・・(^^ゞ でも,夕日はデジタルよりフィルムがきれいだと思う。 ちなみに, さらに別の店でフォーカシング・スクリーンのきれいなのを発見して付け替え, 家に帰ってミラーとファインダーとプリズムを無水エタノールで拭き, 裏蓋ヒンジ部分のモルトを貼り直して(モルトの貼り替えは,とっても楽しい♪), だいぶきれいになったのでありました(^^ 「レンズ,整理するんじゃなかったの?」 「・・・」 「ボディ増やしてどうすんの」 「・・・」 「黙ってないで,うんとかすんとか言ったらどうなのさ」 「うん」 「おまけに,ぜんぜんレンズの話じゃないじゃない」 「すん」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[林艮的レンズ迷鑑] カテゴリの最新記事
|