テーマ:旅のあれこれ(10279)
カテゴリ:その他
実際には結構色々な種類がある様で、我が国でも栽培樹木としてストロベリーグアバなど数種類が出回っています。ちなみに、その名前に負けて食い意地の張った我が家にはストロベリーグアバの樹が植えられていますが、残念ながら一度も実を付けた事がありません(涙)。タイで一般的に食べられているのは、画像の様な外側が緑白色で中身は真っ白な握り拳より少し大きめの品種です。 文献等によると「グアバは完熟してから食す」事になっているんですが、何故かタイでは未成熟の実を食べます。その為、甘味はかなり薄めでアッサリ系です。また、馥郁とした香りがするのもグアバの特徴です。そして、このグアバの最大の特徴はなんと言ってもその食感にあると言ってよいでしょう。未成熟の果実をわざわざ食べるのもそこに着目しての事だと思われますが、パリパリと言うかコリコリと言うか、実に不思議な食感です。 市場では丸ごとでも販売していますが、果実自体がかなり硬めなので丸齧りするのは無謀と言う物です。歯槽膿漏の人じゃなくたって、グアバを丸齧りしたら間違いなく歯茎から血が出ます(笑)。したがって、旅行者は画像の様にあらかじめ適度な大きさにカットしたものを購入するのが正しい道ってもんでしょう。ちなみに、外皮は非常に薄くそのまま食べてもまったく違和感はありません。それと、中心分には小さな種子が散在しており、これが結構ハードなので、間違えてこれをガリッってやっちゃうと、かなりムッとくる事になりかねませんのでお気をつけください。 甘味の少ないフルーツだけに、購入の際お店が画像の様な調味料?を付けてくれる場合が多いです。まぁ、「砂糖+塩+トウガラシ」な訳なんですが、これを付けていただくとまた違った不思議な味が楽しめますので、機会があればぜひお試しください。 なお、たまに中身がほんのりとピンクに染まったグアバも見かける事があります。こちらは、少し果肉が柔らかめでネットリした感じがあります。甘味や香りはこちらの方がより強いのですが、その分カリカリポリポリ感がない気がして、個人的には普通の「ファラン」の方が好みです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/01 12:31:36 PM
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