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ウンとかスンとか mamatamの日記

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2020.05.04
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カテゴリ:美味しいもの
昨日、久しぶりに大量の甘夏ジャムを作ったことを書きながら、思い出したのがルバーブのジャムのことでした。
ルバーブって、聴き慣れない名前と思っておいでの方もいらっしゃると思いますが、日本ではあまり知られていない野菜です。
えっ?ジャムを作るのに野菜なの?と思われた方、鋭いですね。
WIKIから写真をお借りしてきたのでご覧に入れますね。

ほらね、見るからに野菜でしょ?
和名はショクヨウダイオウと言い、タデ科の野菜だそうです。
実物はフキに似ていて、写真は茎が赤いですが、緑色のもあります。
フキと同じように茎を食べます。ただし、ルバーブの場合は、葉っぱは何か体に悪い成分を多く含んでいるとかで、食べてはいけないそうです。
茎も生では食べられません。大変酸っぱいので、果物のように砂糖で煮て、ジャムとか、コンポートとかにすることが多く、欧米ではとてもポピュラーだそうです。
わたしが初めて見たのも、ドイツのペンションの朝食のテーブルにおいてあったポーションパックされたジャムでした。
ドイツの食べ物って微妙に酸っぱいものが多いので、ドイツ人は意外に酸っぱい物好きなんじゃないかとわたしは思っているのですけど、これも酸味のきいた、大人味のジャムでした。
ラベルにはMarmalade(ドイツ語でジャムのこと)とあって、赤いのでイチゴジャムのつもりで食べたら、ん?違う。酸っぱいし、色がちょっと薄いし、苺の香りもしない。だけど、これ、わたしすごく好きかも。
で、ラベルを見直すとbeere(berry)、Erdbeere(Strawberr)の文字はなく、Rhabarberという見知らぬ名詞。旅行用のポケット辞書では分からず、家に帰ったら調べようと、ジャムをこっそり一個ポケットに入れました。
帰って、鞄から出てきたジャムを見つけ、調べてみたら、英語ではルバーブという野菜だということがわかりましたが、それだけ。
四十数年前、まだパソコンもネットもない時代ですから、調べごとは大変だったのです。
分からないながらに、その、美味しかったルバーブのジャムをもう一度食べたいと思いましたが、その頃のわたしには、生はもちろん、ジャムも見つけることはできませんでした。
デパートにすら売っていなくて、あるとしたら多分、在日外国人や日本人でもリッチな方々の御用達な高級スーパーか輸入食料品店かだったでしょうが、そんなお店、20代のわたしの行動範囲の中にはなかったし、もしあったとしても足を踏み入れることすら無理だったでしょう。
なので、わたしたちの再会まではずいぶん時間が必要でした。
でも、今では、軽井沢に行けば有名なジャム屋さんでお土産に買えるし、ルバーブと苺のパイとか、ルバーブチーズケーキなんていうのがウィンドウに並ぶスイーツのお店もあります。
10年くらい前、高校の同期生のテニス好きが集まって行った八ヶ岳のペンション村の近くの朝市で、なんと生のルバーブに出会ったこともありました。
普通の旅支度+テニスウェアと靴、ラケットという大荷物の旅なのに、嬉しさのあまりルバーブの大束のお土産まで抱えて宿に戻ったわたしを見る、友人たちの呆れ顔と言ったら。
大きな荷物に息も絶え絶えになりながら家に帰って、荷ほどきもそこそこにジャム作りの準備をしたことも、忘れられません。
自分で作ったルバーブジャムの味は、よく覚えていませんが、多分最高でした(そのはずです)。
収穫の時期が短いのか、それ以来、八ヶ岳に行っても朝市でルバーブを見かける機会は訪れず、ルバーブジャム作りはこれまでのところたった一度の体験でした。
けれど、ネットなどで見ても、栽培する農家さんも地域も増えてきている様子ですので、きっと忘れた頃にまたどこかで出会えるはずと、虎視眈々とチャンスを狙っています。
あー、またルバーブジャム、作りたい!

5月下旬ごろより10月末まで【予約販売】ジャムやタルトに!【数量限定】 長野産 生ルバーブ約1k(終盤になると赤がなくなってきます)(7月から9月は緑が多いです)
調べてみると、ネットで生の販売もあるんですよ。
でも、わたし、やはり味も色も真っ赤なのが欲しいのです。


【オーセントホテル小樽オリジナルレシピ「北海道コンフィチュール ルバーブ」】
見た目はこんな感じで。

いつか。。。ですね。





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最終更新日  2020.05.04 13:53:44
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