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テーマ:和食(422)
カテゴリ:美味しいもの
バタバタしていて、訪問させて戴いてもコメントができないことが多く大変申し訳ないですが、今月は大目に見て戴けると幸いです。
さて、先週の土曜日に友人宅を訪ねたあと、渋谷区から下町に戻ってきて「板前割烹 石のだ」さんに家族が集合、美味しい和食をいただきました。 わたしたち夫婦と息子と彼女ちゃんとわたしの弟の5人集まって食事をするのは、去年2月の息子の誕生日以来です。 だから石のださんも2年以上ぶり。本当に久しぶりです。 こちらはマスターが弟の昔からの知り合いで、弟抜きでもたまに来させて頂いていますが、マスターが本当に気さくで親切なシブイ男前で、しかもそのお料理愛たるや驚愕レベル。 無駄にグルメな我が弟が一目も二目もおく日本料理のプロで、わたしたちはいつも月替わりの御膳をお願いしてしまうのですが、いつ来てもどんな季節に戴いてもどなたをお連れしても、全く外れがありません。 今回も期待に違わず、いつもの通りお手頃値段で豪華な会食をさせていただきました。 生ビールとお通しで乾杯して、さあ本番に参ります。 不動の1番、毎朝築地じゃなく今は豊洲に通って仕入れてこられるマスターの眼力と人脈の賜物、お刺身です。続いては茶碗蒸しです。こちらのお料理は江戸前なので、鰹出汁の効いたしっかりした味付けです。健康志向の今の時代に合わせ、塩辛くはありませんが、しっかり醤油の風味の生きた、そして甘味を抑えた味付けです。 お次は、主役級の出番でした。5人が揃って声を挙げた美味は ポン酢でいただく白子、紅葉おろし添えでした。 これを見て、飲み物は冷や酒にチェンジ。 キリッとした日本酒にぴったりの肴でした。 これくらい新鮮だと焼いても甘みが増して美味しいだろうなんて言いながら戴きました。 カリッと揚がったかき揚げが出ました。小柱かな? 東京風に黄金色の天ぷらでした。天つゆで戴きました。 お後はちょっと休憩という感じの寄せ鍋風な煮物です。 橙を絞った自家製のポン酢がえも言われぬ甘味、酸味、香りで、わたしはお行儀が悪いと思いながらだし汁で薄めて飲み干してしまいました。 最後に ダメ押しの牡蠣です。 もうお腹いっぱいと言いながら、やっぱりきっちり戴いてしまいます。 お料理はここでおしまい。 老人たちはちびちびと日本酒を舐めながらお腹を落ち着け、締めに備えます。 若者たちはまだぐいぐい行ってますので、何か一品料理でも追加したらと勧めましたが、老人たちが食べきれないお皿をちょこちょこと押し付けられて彼らもお腹はいっぱいの様子。 それでも液体は別腹らしく、弟がお店にお預けしていた焼酎まで出してもらって飲んでいます。 しばらくあーだこーだとおしゃべりをして、そろそろ締めの稲庭うどんです。 最後に、これはずっとお給仕をしてくださっていたお弟子さんの作らしいみかんのシャーベット。 こちらではいつもデザートまで手作りで、こういうのを心を癒してくれるお料理っていうのかなといつも思うのです。 こちらの石のださんは実にmamatam好みの超リーズナブルなお店で、この日もお会計をお願いしたら1人6,000円足らずでした。 もう少し近いと夫と2人でもいけるのに、それだけが残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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