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テーマ:一人旅日記(212)
カテゴリ:お出かけ
大洲城を後にすると、まず目についたのはNIPPONIA HOTELという、古民家を宿泊施設として再生したホテルでした。
そこはSADAと名付けられた宿泊棟で、大正時代に大洲城の敷地内に建てられた建物だそうです。 このSADAのほかにも豪商の邸宅、料亭、店舗、実業家の本宅、武家の屋敷などの素晴らしい歴史的建造物が修復されNIPPONIA HOTELとなって観光客を迎えてくれているといいます。 (HPより拝借。真ん中がSADA。) この古民家再生ホテルは現在市内に26棟あり、客室数は31とのこと。このホテルの存在はわたしも知っていて、とても素敵そうだしお食事やサロンなどの評判も大変良いので、大洲に泊まると決めた時一応チェックはしたのです。けれども、1人でも大丈夫だったし宿泊料も想像した程ではなかったもののやはり高嶺の(高値の)花でした。 ガイドさんからホテル開業の苦労話などを聴きながらホテルの前を過ぎ、どこか懐かしいような街並みを見つつ、わたしたちが向かったのは「盤泉荘」という建物でした。明治期に木蝋という耳慣れない品物の輸出で財を成した貿易商が作った別邸だそうです。 盤泉荘の石垣です。すごい!ステキ!!と思わずパチリ。その下は玄関とお庭です。 こちらは室内の様子。上段は応接室、下段はお茶室と廊下?です。用材は主に松で、あちこちに凝った意匠が凝らされています。 この日は有料でコーヒー(お茶菓子付き)がいただけるとのことで、お願いしました。 どこでも好きなお部屋でとのことでしたので、こちらのお部屋で飲ませていただきました。お金持ちになった気分をちょびり味わいました。お茶菓子は大洲の名物の一つ、しぐれです。あずきを米粉や餅と混ぜて蒸したものだとか。コーヒーにもよく合い、美味しかったです。 こちらはネットから拝借した写真。 上段は全景、中段は玄関前のお庭から見た前景、下段は室内です。 これが個人の邸宅、しかも本宅ではなく接待用の別邸だというのですから、成したという財がどれほどのものか、mamatamごとき庶民の想像の域を超えています。 次の見学先は、「臥龍山荘」。やはり明治の同時期に木蝋の貿易で成功された方の別邸です。 山荘なんて言うと、ログハウスのようなものを想像されるかもしれませんが、実はこちらは盤泉荘よりもっとすごくて、邸内に重要文化財に指定された建物が3棟あるというのです。 こちらのレポートはさらにさらに長いものになりそうです。 今日はいつものお墓参り兼会食にでかけるため、稿を改めてお伝えしたいと思います。 どんなすごいもの?早く知りたい!という方はリンクを貼っておきますので、Wikipediaで予習をなさってください。 でも、それを読んだら、mamatamのレポートなんていらなくなりそうですが。 大洲のレポート、ちっとも終わりませんが、悪しからず。 では、また、次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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大洲って こんなに歴史ある美しい街だったのね。
知らなかったわ。 情緒あるお宿に、泊れるものなら泊まりたいわよね。 でも盤泉荘のお部屋で、ちょっとだけお金持ち気分(笑)を味わえたのね。 私なら、このお部屋の椅子に座ったなら もう動きたくないわ。 次もお屋敷?いいわねぇ、古い建造物は大好きよ(*^_^*) (2024.05.26 14:53:29)
>まず目についたのはNIPPONIA HOTELという、古民家を宿泊施設として再生したホテルでした。
●「ニッポニア」と聞くとつい学名「ニッポニア・ニッポン」を思い出してしまいます。 https://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/toki/toki-donatori.html >盤泉荘の石垣です。すごい!ステキ!!と思わずパチリ。 ●これも言わば野面積みですね。 自然石をあまり加工しないでパズルのように「う~ん」とか唸りながら美しくしかも頑丈に積み上げた感じですね。 (2024.05.26 17:18:49)
伝統の和蝋燭は今復活し、作られていました。内子にも寄られたそうなのできっとご覧になった事でしようね。
木蝋の原料になる櫨の木の実が使われるそうですが、一本の木になる実の量なんて僅かでしょうから、仕事としてはきっと苦労が多い仕事なのでしょうね。 (2024.05.26 17:22:02)
こんにちは(USM)
古民家再生ホテルは落ち着いた佇まいですね。 源氏物語〔桐壺22〕を更新しました。 オリーブオイルやエゴマ油は定期的に購入。 今回、亜麻仁油が良いという事でまとめ買いした。 (2024.05.26 19:11:28)
大洲城を読んでこちらに来ました。
mamatamさんのブログを拝見して、私は愛媛はほとんどまわっていないなあと思う事です。 一人旅であることと、事前のリサーチをされての訪問が功を奏していますね。いい勉強になります。 (2024.05.26 19:36:56)
なんてすてきな・・
やはりガイドさんがついていてくれると迷わなくていいですね 古民家を再生したホテルというのも興味あります 泊まってみたいなあ・・宝くじにでもあたらないと無理でしょうけど・・ お茶するだけでもちょっと優雅な気分に浸れたんですね よかったですね (2024.05.26 20:38:38)
古民家を改造したこのホテルの前を通りましたがそんなに高級ホテルだったのですか。アチコチ広く探索されてさすが旅慣れておられると関心するばかりです。
(2024.05.26 21:04:42)
mamatamさんお晩でございます!
ステキな建物がたくさんあるんですね~~(^_^) 羨ましいです~~(^_^) 大洲のレポートはmamatamさんのレポを伺いたいので、待ってま~~す! いいね! (2024.05.26 22:49:29)
臥龍山荘のウキに飛んでみました。
なんとまあ、昔の豪商とはけた違いであったことよ!ってため息。 この落ち着いた雰囲気、華美でないところに建築主の余裕を感じますね。 教養がある方が建てられたのだと、感じました。 (2024.05.27 06:26:21)
こんにちは(USM)
源氏物語〔桐壺23〕を更新しました。 ももは現在8歳11カ月で6月15日が来れば9歳になる。 家族が集うがもう9年が経つのかと思うと感慨深い。 妻が可愛がっていたホープが他界した事やももを、 迎えた事も知らないままこの世を去ってしまった。 (2024.05.27 19:06:26)
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