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2007年01月26日
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カテゴリ:三方五湖

三方、菅(すが)、水月、久々子、日向(ひるが)から成る三方五湖は、若狭・美浜両町に広がり、水質と深さによりそれぞれの水の色が異なることから、「5色の湖」とも。淡水魚、海水魚が生息する釣りの名所として知られ、一方では、県内でも代表的な野鳥の観察ポイントとして知られています。2005年11月には、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されました。

福井県によると釣れる魚は、日向湖(周囲6km、水深40mの海水湖)がクロダイ、ボラ、スズキ、カレイ、サバなど。水月湖(周囲18km、最大水深34mの汽水湖)がコイ、フナ、ウナギなど。菅湖(周囲4km、水深14mの汽水湖)がワカサギ、ハゼ、エビなど。久々子湖(周囲8km、水深2mの汽水湖)がコイ、フナ、ワカサギ、ウナギ、ハゼ、ボラ、クロダイなど。三方湖(周囲12km、水深25mの淡水湖)がアユ、コイ、フナ、アマゴ、モロコ、エビ、ワカサギ、ウナギなど。

福井県によると三方五湖で見れる野鳥は、留鳥(りゅうちょう)としてはカワウ、ヤマガラ、ミサゴ、メジロなど。冬鳥としてはマガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、オカヨシガモ、オオーバン、オジロワシ、オオワシなど。特に数少ないワシ類がこの地にやってくることは自然が豊かな証ともいわれています。

若狭湾国定公園の代表的な景勝地、三方五湖の美しさは、古代から知られ、7世紀後半から8世紀半ばにかけて作られた万葉集にも、「若狭なる三方の海の浜きよみ い行き帰らひみれど飽かぬかも」の歌が残されています。中でも、レインボーライン梅丈岳(約400m)頂上付近から眺望する三方五湖や日本海、常神半島が特に神秘的で美しいといわれています。

三方五湖は、約50万年前に、南から若狭湾にのびる古生代の山脈が沈降して造られた陥没湖です。この沈降により若狭湾のリアス式海岸も造られたと考えられています。2万年ほど前になると、地球最後の氷期をむかえ、海面が100m以上も下がったことから、その頃の海岸線は今の大陸棚付近、三方五湖は海岸から遠く離れた内陸の湖になっていたとみられています。5千年前の縄文時代前期になると、海面は今より3~5m上がり、今の2倍ぐらいの広がりをもっていたようです。






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最終更新日  2007年01月31日 16時50分47秒
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