カテゴリ:俳画・絵・散策・写真
丈六 戒光寺(じょうろく かいこうじ) 真言宗泉涌寺派 総本山 御寺泉涌寺の塔頭です。
ご本尊は・・釈迦如来 鎌倉時代の仏師、運慶・湛慶親子の合作 極彩色の丈六(約5.4m)寄木作り木像 重要文化財指定です。 台座と光背を入れると約10mの大仏様 別称:丈六さん 丈六釈迦如像は撮影禁止です。 ネットから転写などは著作権の問題があり 実像とはほど遠いと思いますが・・・。
ここ釈迦如来は 「身代り釈迦如来」と言われています。 理由は・・・ 後水尾天皇が東宮の時に即位争いが起き 刺客に狙われ … …ついにある夜、 刺客により寝首を掻かれたが 東宮の代わりに血を流していたのが 戒光寺の釈迦如来像だそうです。 その後もことあるごとに身代りに立たれ 天皇は85歳の天寿を全うされたと…。 このようなお話があるそうです。
釈迦如来の頸の辺りに血の跡のような 赤黒いシミがを見かけます。
創建は鎌倉時代、 皇室、庶民の尊崇を集めていたが 乱により堂舎を焼失、 釈迦如来は兵火を免れ、二度の移転後 御水尾天皇の発願により1654年に 泉涌寺の塔頭とされて 皇室とゆかりの深い泉涌寺の近くに 移転されたそうです。
「悪しき事の身代りになってくださる丈六さん」 「首から上の病気、喉の病気に霊験がある仏様」 と崇められているそうです。
・・・番外編・・・ 『後水尾天皇』 女性関係も派手であったようで、 禁中法度を無視し宮中に遊女を招いたり お忍びで遊郭へ出かけたり・・・、 中宮以外の女性にも子供が…子の数も多く、 58歳でのちの霊元天皇を儲けた。 このような逸話も・・・。(^▽^) ・・・・・ ツワブキを訪ねて出直しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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