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お散歩うさぎさんのブログ 《京都・いろ色》

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2020.08.16
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​​西福寺を後に
六道の辻から南へ行くと
あの世とこの世の境目に建つ
三か所の無常所の
六道珍皇寺、西福寺、あと一つは
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)







後醍醐天皇の第二皇子の
光勝空也上人により951年に開かれた
西光寺を前身にしているそうです。
真言宗智山派

本尊は・・空也上人が造立した
十一面観音(国宝)です。







精霊が鐘の音に応じて
戻ってくるという「迎え鐘」
地下に作られた鐘が鳴ります。




一願石
祈りを込めて
金文字から手前に三回まわす。



左横にはにこやかなお顔の
十一面観音菩薩像です。

六波羅とは
元は「六原」だそうで、
六原の地名は残っています。

六波羅になったのは京都の守護、
六波羅探題(ろくはらたんだい)が
設置された
1185年のころのことです。

あの世とこの世をつなぐ
冥土への入り口があるとされる
六道の辻付近での探索の終点は・・・。

京都・三条寺町通りの矢田寺
矢田地蔵尊です。

創建当時は五条坊門ですが
寺地を転々として
大正7年(1579)に
現在地に移されたそうです。



別名、代受苦地蔵
(だいじゅくじぞう)
苦を変わって受けていただく地蔵尊

本尊の地蔵菩薩は
高さ2mほどの立像です。

開山の満慶上人が冥土へ行き
そこで出会った生身の地蔵尊の姿を
彫らせたと言われています。

その姿は
地獄で亡者を救うため
地獄の赤い火炎の中に立っている
地蔵尊の姿を現しています。

六道珍皇寺の迎え鐘に対して
矢田寺の鐘は
「送り鐘」といわれており
16日にここの鐘を撞き
ご先祖様を冥土へ
お送りするとされています。



六道珍皇寺の「迎え鐘」に対して
矢田寺の鐘は「送り鐘」

六道珍皇寺で「迎え鐘」を撞き
16日に矢田寺で「送り鐘」を撞く、
夜は大文字の送り火で
精霊をお送りする
京都の伝統行事です。

​​*****​​
2020年の五山の送り火について

今年はコロナウイルス拡大で
五山の送り火の点火は縮小されます。

『京都市民の身近な伝統行事であり
コロナ禍で亡くなられた方への鎮魂、
闘病中の方の回復を祈り、
よりよい社会をつくっていく
決意の機会にしたい。』との
京都市長のコメントです。

残念ながら
美しい送り火は見られませんが
下記のように点火されます。

大の字は6か所
鳥居な2か所
左大文字は中心に1か所
船形は頂点に1か所
妙法は中央部分のみ


(2020年の点火予定、京都新聞より)

テレビで放映されると思います。
​*****​

矢田寺もコロナ感染予防で
鐘を撞くことはできません。

精霊は道に迷うかな・・・
事情を理解しているのかな・・・。
迷うことなく冥土へ
お戻りになることを祈ります。
(^▽^)

******

灯がともる時刻です
ライトアップを見に戻りましょう。






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最終更新日  2020.08.16 11:00:04
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