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一緒に歩こう

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白い倍音の魔法使い

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mariyo@ Re:1月25日(水) 感染者のはなし(01/25) 今年もお誕生日のメッセージを送らせてい…

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April , 2024
August 9, 2011
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カテゴリ:日々のこと
 暑くなったので、午後4時頃また市営温水プールへ
もっと早く行きたかったけど、夏休みなので混んでるかも、と思い夕方近くの時間帯に
 まだ少し子供たちがいた。泳ぎ専用のレーンに移って泳ぐ。
午後5時を過ぎると、子供たちはぐっと減る。
 また普通のレーンに戻って、泳いだり歩いたり、浮かんだり
一時間ぐらい泳いで出た。
 暑いとはいえ、ずっと水の中にいて、外に出るとやっぱり寒い。
水着のまま、隣の大浴場に荷物をもってすぐ移動。
 急いで素裸になって、湯船につかる。

 この瞬間が最高に極楽。
お湯が勢いよく出ているジェット部分に腰を押し付けて、首まで浸かる。

 温水プール400円+大浴場200円=600円 
私の最高に贅沢な時間の過ごし方。
あっ、お風呂を出た後に飲む「牛乳屋さんのコーヒー牛乳」もあった。
これは100円だから全部で700円。

 6時過ぎにプールの玄関を出ると、ムッとする空気の中にヒグラシの声が鳴り響く。

 この温水プールは市のゴミ焼却炉の熱源を利用しているらしい。
そういうこともあって、場所は山の中
最初訪れたときは、いったいどこに行くのか、ここは本当に同じ市内かと思った。
駐車場の周りは山の木々に囲まれている。
 勢いを緩めた太陽と、感傷を誘うヒグラシの声、
遠い昔、子供の頃の夏を思い出す。
 
 駐車場を出て、ゆるやかなカーブの片道一車線の道をどんどん行く。
車もほとんど走ってない。思わずアクセルを踏む力が緩む。
 セピア色の光、濃厚な緑の生命力、目に入る風景が何もかも平和で満たされているように映ってしまう。
 道端を真っ黒に日焼けして歩いている小学生はかつての私だ。

 子供の頃の夏の思い出は優しい、
子供の頃の思い出は、母の愛へと繋がっていく
あの頃はあの頃で、当時の私にとっては最大級の悩みもあっただろうけど
それでも今振り返ると、心はほんのり温かくなる、愛しい思い出

 子供の頃の思い出は優しければ、優しいほどいい
未来へ生きる力になる。

 今の私がこうして思い出しているように。

 こんなとき、思わずにいられない、願わずにいられない

 少しぐらい生活が不便になってもいいです
 これ以上、快適な生活にならなくてもいいです
 今で充分です

 それよりも何よりも、どうかこの美しい風景を奪わないで下さい。

 美しい夏の夕暮れ
 
 
 
 

 





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Last updated  August 10, 2011 10:30:37 AM
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