カテゴリ:夫婦
夫からいい話を聞いたので書きます。
悶々している私は夫に 「今まで人生悩むことなかったんだけどな~ 親は自由にさせてくれて甘やかされて育ったから 家では自分の思い通り、好きなことが出来た。 それから、小学校中学校高校大学、そのときそのとき悩みはあったとは思うけど こんな風に悶々してなかった気がする。 社会人になっても、あまり仕事の悩みってなかった気がするし、 プライベートも充実してたし、おおむね自分の思い通りの人生。 30代過ぎてちょっとあったけど、やっぱりこの悶々さとは違う気がする。 よく人から撃たれ強い、七転び八置のような人だって言われてたのに・・ どうしてだろう、どうして今はこんないろいろ悩むんだろう 自分の思い通り、七転び八起きの人生で終わらせたいのに・・」 と訴えた。 すると、夫がこんな風に言った。 「20代の頃のように、何でも好き放題、自分の思い通りのまま人生を終えたい って言うけれど、先ず人は自分の思い通りのまま死ぬことはないよ。 自分の思い通りに人生を歩んできた人でも、 死だけは自分の思い通りにならない。 それに自分の思い通りの人生を歩んできた人は、生に対する執着も強い。 だから、昔の皇帝や権力の座にある人は本気で「不老不死の薬」を手に入れようとしたんだ。何でも思い通りにしてきた権力者でさえ、自分の死だけは思い通りにならない。 だから彼らにとって死は恐怖そのものだったと思うよ。 人生は思い通りにならない、 ということを学ぶことは、 安らかに死を迎えるための準備みたいなものだよ。 だから、学ぶのは早ければ早いほどいいよ。」 人生は思い通りにならない ということを学ぶことは、 死を安らかに迎えるための準備 私は、人は死ぬために生きている と思ってる。 死という一区切りを迎えるために、今ある生を真摯に生きようと人は思う。 生は永遠でないからこそ、輝きを放つ。ありがたいものだと思う。 人生で、自分の思い通りにならない最後の出来事が「死」 死を迎えるために、人生の理不尽さを学ぶ。 ありのままを受け入れる ということを学ぶ 夫の名言 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 28, 2011 09:35:05 AM
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