カテゴリ:不安神経症・強迫症
「強迫症」には、いろいろなタイプがある。
よくあるのが、不潔恐怖・洗浄恐怖 他にも、加害恐怖、確認強迫、不完全恐怖、疫病恐怖、ためこみ症、などなど 本を読むと、どれもアルアルだけど 私が陥っているのが、「確認強迫」と「不完全恐怖」 完璧にやらないと、モヤモヤして不安になってくるから、 しつこく何度も繰り返してしまう。 今日は、梅干を入れるPET容器を洗ったのだけど においや汚れが気になって(強迫観念)、 梅干を3回入れ直し、3回洗ってしまった(強迫行為)。 縁起強迫というのもあるらしく、 頭に縁起の悪いことがよぎり、災いが起こるかもしれないと 縁起担ぎの儀式によって安心を得ようとする。 わたしは、縁起強迫というのはない、と思ってたけど 神社に行ったとき お参りの仕方が悪かったのではないかと、何度もやりなおす ということをした経験があり、 これは、いまから思うと、強迫行為のような気がする。 ちゃんとした正しい作法でしないと しっくりこない、悪いことが起こるのではないかと不安になり 自分の中でしっくりするまで、何度かお参りを繰り返す。 そう思うのって、強迫観念、強迫行為なんだと 「強迫症」の本を読んで気づく。 近くの神社で、毎年、7月30日に「みそぎ神事」があり ここ数年は、父と茅の輪くぐりをしてた。 今年も行こうと思ってたけど 父がコロナ感染者が過去最多になったこともあり 「今年は行かない」と言う。 つーちゃんは、そういうのに全く関心がないから、もちろん行かない。 一人で行くか・・、どうしよう 一人なら、わざわざ行かなくてもいいか、 そう思う一方、 行かないと、厄が払えなかったらどうしよう 何かよくないことが起きたらどうしよう こんな妄想がわいてくる、 行かないと不安になってくる、 これって、強迫観念では・・・ 強迫観念が現れたら、 その強迫観念にはエサをやってはいけないと言う。 (エサとは、強迫観念を解決する行為) これは、ERPという治療法。 不安を解消する行為をせず 不安のままで過ごす、という、 当事者には、なんとも恐ろしい治療法。 強迫症の治療は、薬とこの「ERP(行動療法)」の二つと言われていて 薬の場合は服用を中止すると、再発することも多いので ERPで治すようにした方がいいとのこと。 今のわたしにとって 強迫観念は「茅の輪くぐりをしないと、悪いことが起こるのではないか」 強迫行為は、不安を打ち消すため、茅の輪くぐりをして、気持ちをすっきりさせる、 で、ERPは、不安な状態でいることだから 「茅の輪くぐりをしない」 ということになる。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 27, 2022 07:15:54 PM
コメント(0) | コメントを書く
[不安神経症・強迫症] カテゴリの最新記事
|