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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第60位
チャールズ・エリスが選ぶ大投資家の名言 (チャールズ・エリス著、日本経済新聞社) の好評第6弾です。 今日は 「国際分散投資&逆張り投資の伝道師」 であり、 私が最も尊敬する投資家の1人 でもある ジョン・テンプルトン卿 の22か条の教えを見ていきましょう。 1. 長期投資の目的はただ1つ。税引き後のリターンを最大化することである。 3. 大多数の人々と違うことをしなければ、高いパフォーマンスを上げることはできない。 4. 市場が最も悲観的になっている時こそ、買いのチャンスである。 11. みんなと同じ証券を買えば、みんなと同じパフォーマンスになる。 逆張り思考の大切さを丁寧に教えてくれる金言ですね。 17. 今の資産よりもはるかに割安のものに買い替えるのでなければ、その資産を売ってはならない。。。株式をある銘柄から別の銘柄へと乗り換える場合、後者が前者よりも5割以上価値が高いのでなければ、ペイしない。 → 私が株を売ろうかどうしようか考えた時に、常に心に留め置いている言葉です。 18. 銘柄選択の特定の手法が脚光を浴びたら、それ以外の手法に変更すべきである。 ルール3で述べた様に、みんなと同じことをしていては平均以上のパフォーマンスを上げることはできない。 → 私も銘柄選択法については常に見直しています。2017年の今現在だと大きく分けて2つの極めて有力な、明らかな優位性のある手法を採用しています。ただ、その詳細をここで日記で明らかにすることは当然に出来ません。脚光を浴びたら自分が大変に困るからですね。(汗) 19. いつも同じ資産を選んではならないし、いつも同じ銘柄選択法をとってはならない。投資家は常に柔軟でなければならず、固定観念にとらわれてはいけない。長期にわたって最大のリターンを確保するには、人気のある証券や手法から人気のないものにシフトする必要がある。 → 私がこの数年ずっと考え続けているのは、いつまで自分が専門とする優待バリュー株投資法が有効なのか?ということです。年々エッジが削られてきているのは事実ですし、いつかは専門外の非優待株の比率を上げざるを得ない日が来るかもなあ、とは覚悟しています。 21. 集団的意思決定によって高いパフォーマンスが得られる事は無い。 自分一人で決めることだ。 → この言葉は深いですね。そして だからこそ規模の大きいアクティブファンドのほとんどが酷い成績 なのだろうと思っています。 いやあ、テンプルトン卿の言葉はいつ読んでも、何度読んでも、最高ですね。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 14, 2017 02:24:43 PM
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