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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト62位
オニールの相場師養成講座 (ウィリアム・J・オニール著、パンローリング社) の第3弾です。 今日は第2章 利益と損失を3対1に想定する方法 を見ていきましょう。 いつ、なぜ、売らなければならないかも分からずに株を買うことは、ブレーキのない自動車を買うようなもの。 。。あなたが理解しておかなければならないことは、 「良い」株とか「安全な」株というものは存在しない ということだ。。。 結果が全て だ。 そう、私達投資家にとっては、「結果が全て」なのです。どんなに勉強をしていようが、投資理論が優れていようが、実際の投資成績が悪ければクソの役にも立たない、そういう「血みどろの戦場」で我々は戦っているんですね。 この重要な歴史的事実を覚えておこう。 ブル(強気)相場における主導株で、次回以降のブル相場においても主導株になった銘柄は8つに1つだけ だ。時代は変わり、それにつれて経済状況や競争条件も変わる。 市場は新しい主導株へ移行していくのが普通 だ。 ここが株式投資の難しい所です。私自身も残念ながらもそうなのですが、一旦ある銘柄で大成功すると、既に指標的に極めて割高で「ゆでガエル」状態になっているのにそれに気づかずに味をしめて何度も手掛けたり、既にピークを過ぎているのに同じセクターの銘柄に意味もなく拘って戦ってしまったりということが頻繁にあります。 主導株は常に変化していく という視点を私たちは常に意識していないといけないんですね。 、、、さて、皆さんにお知らせがある。そんなものはないのだ。すべての普通株はきわめて投機的 であり、一般に安全だと見られている銘柄も含め、大きなリスクを持っている。 、、、 83%の下落だ。安全性とはそんなもの なのだ。。。あらゆる普通株にはリスクがあり、今日の優良株(ブルーチップ)がたちまち明日の糞株(カウチップ)になる ことがある。。。 主導株は常に入れ替わる のだ。 つまり、 世の中に「安全な株」などというものは一切存在しない のです。前世紀の大投資家である ジェラルド・M・ローブ が述べた通り、 「すべての投資は投機である。唯一の違いは、ある人はそれを認め、ある人はそれを認めないことだ。」 ということなんですね。ちなみにオニールの言葉の節々にはローブの影響が見て取れます。 偉大な投資家の物の見方・考え方は、こうやって「思想を載せた本と言う船」によって受け継がれていく んですね。 どんな銘柄でも上がらなければ悪い株 だと考えなければならない。。。 大切なことは、こだわりをもたないこと だ。 くー、オニールのこの「鋼鉄の様な熱い冷たさ。」最高ですね。。。 さてどうだったでしょう。 でも、これらのオニールの言葉に違和感を感じた方も、もしかしたらいらっしゃったのではないでしょうか? ただ、もしもそうであれば、それは貴方が「一般社会の常識」に強く縛られており、「株式市場の常識」を未だに全く理解していないということかもしれないのです。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 23, 2017 09:02:34 AM
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