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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト73位
株式売買スクール (ギル・モラレス、クリス・キャッチャー著、パンローリング社) の第5弾です。 今日からは珠玉の出来栄えである 第4章 失敗に学ぶ を見ていきましょう。 「トレーダー」という雑誌の表紙を見ると、浪費や物質主義という浅はかな概念がトレーダーの動機になっているという現実が垣間見える。豪邸やスポーツカー、自家用ジェット、高級ワイン、高級時計などの物が成功の証しとしてトレーダーの間で崇拝され、そしてトレーダーとして目指すべき理想の姿として提案されている。われわれはこの考えには断固として反対である。エゴを満たすことがトレードをする動機であって良いはずがない。 最後の1文、心にグッと沁みました。。 私は現在、少しでも資金力のある「大きな投資家」になることを目指して日々血みどろで戦い続けているわけですが、その最終目標は、言われてみると確かに「シンプルで楽しく、悩みの少ない人生」を送ることなんですね。未だに「物欲&煩悩MAX」な私には、非常に「身の引き締まる清廉な警句」でした。(滝汗) 後、クリス・キャッチャーはお母さんが「大谷英子さん」という「アメリカで最初の日本人女性ファイナンシャルコンサルタント」であるそうなのですが、その影響なのでしょうか? その文章にどことなく「東洋的な、仏教的な価値観」が漂っているようにも感じました。 また「トレードの究極の目的はお金ではない」と言う視点に関してですが、超名著 続マーケットの魔術師 の中で、コルム・オシアが語った、 お金のためにトレードする人はみな失敗します という金言を何故か思い出しました。 私達投資家はもちろん「お金を稼ぐ」ことを求めているからこそ市場に参加しているわけですが、マーケットと言うのは本当に天邪鬼かつ不思議なところで、「お金への執着心」だけでは決してうまく行かないんですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 3, 2018 10:14:51 PM
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